自戦の検討と、将棋仲間との交遊録。twitterアカウントは、『@ike_rui』です。
野島道場 飯塚先生指導対局
この日は、野島道場の例会に参加した。会場は、江古田駅北口の居酒屋『若みや』
_R004_20130525003131.jpg

たくさんの参加者で、盛況だった。
_R006_20130525003442.jpg

今月の講師は、飯塚祐紀七段。
_R005_20130525003509.jpg

▲自分×△飯塚祐紀七段(飛車落ち)


戦型は、私の巨泉流三間飛車。64手目に▲3五香と打ったため、
左翼の飛車と銀が取り残されたまま、玉頭戦になってしまう。
終盤、上手玉に寄りはなく、自玉は詰めろで、負け

感想戦での、飯塚先生の指導は下記の通り。
・飛車を活用しないと勝負にならない。34手目は▲7四歩で飛車を活用する。
・上手の突き捨ては、全部取ってよし。


激指の棋譜解析結果は、下記の通り。
05251.jpg


小寺さん。
_R009_20130525003443.jpg

森さんによる、居飛車急戦講座。
_R011_20130525003625.jpg


かねてより私は、三間飛車側での居飛穴対策に悩んでおり、
小島君に相談したところ、いい対策を教わった。

▲振り飛車×△居飛穴


ポイントは下記の通り。
・コーヤン流や下町流は、指しこなすのは難しい。
・居飛穴には振り穴で対抗するのがオススメ。ゼットであり、自陣を見なくてすむ。
・振り穴にする前に、▲4六銀型を作る。穴熊完成後は▲3八飛と転回し、3筋を攻める。
 仕掛けの主導権が振り飛車側にもある。
・西川和宏四段著の『西川流 居飛車穴熊破り』に載っている。


この戦型であれば、堅さは互角であり、一方的にやられる
(終盤に速度の差が開く)ことはないだろう。
振り飛車側から攻めることができるのも、利点だ。勉強してみよう。
勝又先生 指導対局
野島道場に参加。講師は、私が敬愛する勝又六段だった。
_R000_20120928234755.jpg

▲自分×△勝又清和六段(飛車落ち)


106手目の▲6一角が敗着で、負け。ここは▲2四桂(詰めろ)だったとのこと。
この時点では、自玉が2手スキなので、1手スキ(詰めろ)をかけないと勝てない。
巨泉流では玉頭が弱点で、角のラインによる王手飛車に気をつけるべきとのこと。


激指の棋譜解析結果は、下記の通り。
09291_20120929001509.jpg


石川さんと森さんが対局していた。
_R001_20120928234754.jpg
名棋士たちの戦型分析
先日の記事で、「大山名人は、先手三間より後手三間のほうが勝率が高い」と書いた。
本当にそうなのだろうか?
データベースに登録してある、大山先生の棋譜全1790局の戦型別勝率を分析してみた

大山康晴15世名人
06052_20120605012100.jpg

下記の発見があった。
・やはり、後手三間の勝率が高い。
 勝率の低い晩年には、後手三間を採用しなかったのが、理由と推定される。
・三間飛車以外でも、後手番のほうが勝率が高い。
・「大山名人=振り飛車」のイメージだが、実は居飛車の勝率が高い。
・相振り飛車は指さない。相振りでは先手で0勝2敗、後手で2勝4敗1千日手。



では、升田幸三四代名人の場合はどうか?

升田幸三先生
06054.jpg

・升田式石田流が有名だが、実は採用数は少なく、勝率も低い。
・どの戦型もバランスよく指す。
・角の名手であり、角換わりに強い。



谷川浩司九段
060537.jpg

・矢倉党。そんなに飛車は振らない。
・先手番のほうが、顕著に勝率が高い。
・後手番での角換わり、中飛車は勝率が低い。



羽生善治二冠
06053_20120605014807.jpg

・居飛車が8割。あまり飛車は振らない。
・どの戦型でも高勝率。特に先手番でめっぽう強い。
・三間飛車は、指さない。



森内俊之名人
060512.jpg

・居飛車党。振り飛車は、後手番のときだけ。
・先手なら矢倉、後手なら横歩取りがエース戦法。
もしも私が、大山康晴だったなら。
ooyama2.jpg
大山康晴先生のお言葉に、
「我流の指し方で多くの盤数を戦っても、決して強くなれない。
 正しい指し方を積み重ねていくところに、上達の道がある」

というものがあるそうだ。

受けの力と三間飛車の指し回しを養うために、大山先生の棋譜を並べようと思う。
大山先生の三間飛車だけを集めた棋譜集があればと思うが、あいにく存在しない。

なので、大山先生の三間飛車での棋譜をデータベースから出力し、棋譜集を自作してみた。
_R000_20120603233611.jpg


ちなみに棋譜データベースで、調べてみると、大山先生は、
先手三間飛車では、100勝85敗3千日手で、勝率0.540、
後手三間飛車では、40勝26敗1千日手で、勝率0.619だった。

不利とされる後手三間の方が、かなり勝率が高く、意外だった。
06031_20120603232039.jpg


▲大山康晴棋聖×△桐山清澄八段



大山先生の棋譜を並べれば、私の将棋も「大山先生っぽく」なるかもしれない?
棋譜並べ(居飛穴 vs 四間飛車)
最近、渡辺竜王が居飛穴で、相手が四間飛車の棋譜をデータベースから検索し、並べている。

今日の棋譜は、2005年の銀河戦で、対櫛田六段戦。
ちなみに、この2005年は優勝している。

▲渡辺明竜王×△櫛田陽一六段



激指の棋譜解析結果は、下記の通り。
04141.jpg


私が感じたポイントは、
・△4四銀には▲3六歩。
・金銀を連結させる前に、▲5九角と引く。角を引くのが早い。
・△4四銀型には、▲2六角。
・▲7五歩、△同歩、▲7四歩、△同金とナナメに誘い、金を無力化させる。


確かに、『四間飛車破り【居飛車穴熊編】』に書いてあるとおりだ。