この日は、練馬で開催された飯塚祐紀先生の指導会に参加しました。

講師の飯塚祐紀七段。

▲自分×△飯塚祐紀七段(飛車落ち)
29手目に上手から△4五歩と突かれ、角交換に。
32手目は▲4五歩と取らずに、△4六歩と取り込ませて、手順に銀をひきつけた。
歩が切れた2筋に、56手目▲2四歩と垂らし、端を破って馬を作る。
3筋の歩を突き捨て、76手目▲3二歩とふさいで、勝ち。
ゲスト講師の本田小百合女流三段。

▲自分×△本田小百合女流三段(飛車落ち)
上手が角金桂で3筋を狙ってきたため、42手目▲3八飛と戻して、カウンターを狙う作戦を採った。
感想戦で、23手目△3三桂には▲2六歩と突いて備えておくべきと教わった。
53手目の△3六歩を▲同歩と取ったが、ここは▲同飛と取っておけば
△3七銀の王手飛車は食らわなかった。
64手目の▲2七角で、金を守りつつ上手玉を睨んで勝負をかける。
82手目▲5四角でピッタリ詰み、勝ち。
ゲスト講師の甲斐日向三段。

▲自分×△甲斐日向三段(飛車落ち)
上手は左美濃、上手玉の上部は厚いので、シンプルに三間飛車から左銀を繰り出して攻める。
54手目の▲6二歩の垂らしは遠く、効果を得られなかった。
59手目△3五歩に反応した▲2七銀は、上手の手に過敏に反応し過ぎと指摘いただいた。
3筋近辺での仕掛けは対応を最低限ににし、ある程度手抜いて、飛車成りを急ぐべきだった。
最後はサービスしてもらい、94手目▲4二龍が詰めろで、勝ち。
3人の先生に、感想戦で教えていただいた。特に甲斐先生に指摘された、
「上手の手に過敏に反応し過ぎ。対応は最低限にして、手抜けるところは手抜くべき。」
のコメントが勉強になった。
私は過去に多くの指導対局を受けており、その分上手にやられた記憶も多いため、
上手の手にビビッて、先受けしようとする意識が強い。
先受けしたために、駒のアタリがキツくなり、反動を食らうケースもある。
どの手は手抜けて、どの手は手抜けないのか。
受けの手と攻めの手のどちらの優先度が高いのか、その速度計算を大事にしたい。
立派な脚付き盤で指させてもらいました。愛用の彫埋駒を持参。

2チームに分かれてリレー将棋。戦型は角換わりになりました。

小寺さんと神楽坂のうどん店『久露葉亭』を訪問。

綺麗なお店でした。

胡麻担々うどんをいただく。美味だが、神楽坂は物価が高すぎる。


講師の飯塚祐紀七段。

▲自分×△飯塚祐紀七段(飛車落ち)
29手目に上手から△4五歩と突かれ、角交換に。
32手目は▲4五歩と取らずに、△4六歩と取り込ませて、手順に銀をひきつけた。
歩が切れた2筋に、56手目▲2四歩と垂らし、端を破って馬を作る。
3筋の歩を突き捨て、76手目▲3二歩とふさいで、勝ち。
ゲスト講師の本田小百合女流三段。

▲自分×△本田小百合女流三段(飛車落ち)
上手が角金桂で3筋を狙ってきたため、42手目▲3八飛と戻して、カウンターを狙う作戦を採った。
感想戦で、23手目△3三桂には▲2六歩と突いて備えておくべきと教わった。
53手目の△3六歩を▲同歩と取ったが、ここは▲同飛と取っておけば
△3七銀の王手飛車は食らわなかった。
64手目の▲2七角で、金を守りつつ上手玉を睨んで勝負をかける。
82手目▲5四角でピッタリ詰み、勝ち。
ゲスト講師の甲斐日向三段。

▲自分×△甲斐日向三段(飛車落ち)
上手は左美濃、上手玉の上部は厚いので、シンプルに三間飛車から左銀を繰り出して攻める。
54手目の▲6二歩の垂らしは遠く、効果を得られなかった。
59手目△3五歩に反応した▲2七銀は、上手の手に過敏に反応し過ぎと指摘いただいた。
3筋近辺での仕掛けは対応を最低限ににし、ある程度手抜いて、飛車成りを急ぐべきだった。
最後はサービスしてもらい、94手目▲4二龍が詰めろで、勝ち。
3人の先生に、感想戦で教えていただいた。特に甲斐先生に指摘された、
「上手の手に過敏に反応し過ぎ。対応は最低限にして、手抜けるところは手抜くべき。」
のコメントが勉強になった。
私は過去に多くの指導対局を受けており、その分上手にやられた記憶も多いため、
上手の手にビビッて、先受けしようとする意識が強い。
先受けしたために、駒のアタリがキツくなり、反動を食らうケースもある。
どの手は手抜けて、どの手は手抜けないのか。
受けの手と攻めの手のどちらの優先度が高いのか、その速度計算を大事にしたい。
立派な脚付き盤で指させてもらいました。愛用の彫埋駒を持参。

2チームに分かれてリレー将棋。戦型は角換わりになりました。

小寺さんと神楽坂のうどん店『久露葉亭』を訪問。

綺麗なお店でした。

胡麻担々うどんをいただく。美味だが、神楽坂は物価が高すぎる。

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この日は小寺さん、山下さんと、東武練馬にて飯塚先生主催の
第7回東北大震災被災者支援チャリティ指導会に参加した。

講師の先生は、木村一基先生、三枚堂YAMADAチャレンジ杯選手権者、加藤桃子女王と、豪華メンバー。

木村先生からご挨拶。
「今日はお客さんがたくさん来ているので、私もあまり粘らないようにしますね」

木村先生。

三枚堂YAMADAチャレンジ杯選手権者。

加藤桃子女王。

王将戦で使用された最高級の盤。

私は、木村先生に飛車落ちで教えていただきました。

▲自分×△木村一基先生(飛車落ち)
下手は三間飛車。木村先生に教えていただいた「木村メソッド」を使い、
上手に位を取らせず、上手陣の急所を飛角銀桂で狙う構想を立てた。
突破口が見つからないため、76手目に▲7五同銀と出て、角損の攻めを強行。
何とか飛車を成ったが、駒損で下手劣勢。
104手目に▲8六金と打って上部を縛り、
続いて▲7五香と打ち、角を奪還して逆転に成功。
114手目の▲6五金が悪手で、▲6五角成とするべきだった。
龍と馬で上手玉を追うも、徹底的に受けられ、
2枚の香で3筋を破られ、負け。
感想戦での木村先生の指導
・本譜は56手目に▲7五歩と7筋から仕掛けたが、
▲2五歩、△同歩、▲2二歩とと金を作る手があった。
・この指し方(上手に位を取らせない)では、一気に優勢になることは難しい。
少しずつポイントをあげていく指し方を目指す。
・104手目の▲8六金はいい手だった。
・114手目は▲6五金と指したが、ここは▲6五角成とする。
△5三玉に▲7五金と取るべき。
指導会終了後、飯島先生も合流。小寺さんと記念撮影。

『鍛冶屋文蔵』で打ち上げ。
小学生のお子さんと将棋ウォーズで対局。桃棋神を使われ、敗れました。

第7回東北大震災被災者支援チャリティ指導会に参加した。

講師の先生は、木村一基先生、三枚堂YAMADAチャレンジ杯選手権者、加藤桃子女王と、豪華メンバー。

木村先生からご挨拶。
「今日はお客さんがたくさん来ているので、私もあまり粘らないようにしますね」

木村先生。

三枚堂YAMADAチャレンジ杯選手権者。

加藤桃子女王。

王将戦で使用された最高級の盤。

私は、木村先生に飛車落ちで教えていただきました。

▲自分×△木村一基先生(飛車落ち)
下手は三間飛車。木村先生に教えていただいた「木村メソッド」を使い、
上手に位を取らせず、上手陣の急所を飛角銀桂で狙う構想を立てた。
突破口が見つからないため、76手目に▲7五同銀と出て、角損の攻めを強行。
何とか飛車を成ったが、駒損で下手劣勢。
104手目に▲8六金と打って上部を縛り、
続いて▲7五香と打ち、角を奪還して逆転に成功。
114手目の▲6五金が悪手で、▲6五角成とするべきだった。
龍と馬で上手玉を追うも、徹底的に受けられ、
2枚の香で3筋を破られ、負け。
感想戦での木村先生の指導
・本譜は56手目に▲7五歩と7筋から仕掛けたが、
▲2五歩、△同歩、▲2二歩とと金を作る手があった。
・この指し方(上手に位を取らせない)では、一気に優勢になることは難しい。
少しずつポイントをあげていく指し方を目指す。
・104手目の▲8六金はいい手だった。
・114手目は▲6五金と指したが、ここは▲6五角成とする。
△5三玉に▲7五金と取るべき。
指導会終了後、飯島先生も合流。小寺さんと記念撮影。

『鍛冶屋文蔵』で打ち上げ。
小学生のお子さんと将棋ウォーズで対局。桃棋神を使われ、敗れました。

昨日の飯塚教室での、三枚堂四段による指導対局。

昨年の4月に、木村一基先生に教えていただいた、『木村メソッド』を意識して対局した。
・上手に位を取らせない。
・上手に歩を渡さない。
・飛角銀桂で攻めの形を作る。
・上手の陣形の薄いところを狙う
▲自分&△三枚堂達也四段(飛車落ち)
戦型は、下手の三間飛車。上手玉は左辺に移動。
8筋が金1枚で薄かったため、飛角銀桂で8筋突破を狙う。
72手目に▲8四同飛と走り、角銀を捨て、金2枚を拾って8筋を破った局面では、下手優勢。
穏やかだった三枚堂先生の表情が、険しくなる。
78手目に▲2五歩と突いて、玉頭攻めを狙った手は、自玉頭にも争点が生じ、リスクが高かった。
ここは単に▲9一龍と香を拾うべきだった。
86手目に▲2一金と打ち込んだ手も筋悪。
敗着は、90手目の▲6五金で、ここは▲7四龍と引くべきだった。
銀の連結が固く、上手玉を攻めあぐねる間に自玉頭を狙われ、負け。
感想戦で、三枚堂先生に、
「どう攻めていいかわからなくなったら、歩を垂らしてと金を作るべき。
無理に攻めようとしない」
とご指導いただいた。
確かに78手目の局面では、上手の持ち駒は銀と歩しかなく、上手からの速い攻めは無いので、
無理に▲2五歩と突かず、▲9一龍で香を拾ったり、
歩を垂らしてと金を作り、勢力を拡大するべきだった。
無理に攻めようとすると相手に駒を渡すので、
攻めあぐねたらと金を作るのは、平手戦でも有効な示唆である。
『木村メソッド』のおかげで、序盤の駒組みと構想までは、下手優勢に進めることができた。
しかし、中盤の仕掛けが無理筋で、上手の反撃を食らった。
さすがは若手新鋭の三枚堂先生であり、棋力・容姿ともに、私とはかなりの差があると感じた。

昨年の4月に、木村一基先生に教えていただいた、『木村メソッド』を意識して対局した。
・上手に位を取らせない。
・上手に歩を渡さない。
・飛角銀桂で攻めの形を作る。
・上手の陣形の薄いところを狙う
▲自分&△三枚堂達也四段(飛車落ち)
戦型は、下手の三間飛車。上手玉は左辺に移動。
8筋が金1枚で薄かったため、飛角銀桂で8筋突破を狙う。
72手目に▲8四同飛と走り、角銀を捨て、金2枚を拾って8筋を破った局面では、下手優勢。
穏やかだった三枚堂先生の表情が、険しくなる。
78手目に▲2五歩と突いて、玉頭攻めを狙った手は、自玉頭にも争点が生じ、リスクが高かった。
ここは単に▲9一龍と香を拾うべきだった。
86手目に▲2一金と打ち込んだ手も筋悪。
敗着は、90手目の▲6五金で、ここは▲7四龍と引くべきだった。
銀の連結が固く、上手玉を攻めあぐねる間に自玉頭を狙われ、負け。
感想戦で、三枚堂先生に、
「どう攻めていいかわからなくなったら、歩を垂らしてと金を作るべき。
無理に攻めようとしない」
とご指導いただいた。
確かに78手目の局面では、上手の持ち駒は銀と歩しかなく、上手からの速い攻めは無いので、
無理に▲2五歩と突かず、▲9一龍で香を拾ったり、
歩を垂らしてと金を作り、勢力を拡大するべきだった。
無理に攻めようとすると相手に駒を渡すので、
攻めあぐねたらと金を作るのは、平手戦でも有効な示唆である。
『木村メソッド』のおかげで、序盤の駒組みと構想までは、下手優勢に進めることができた。
しかし、中盤の仕掛けが無理筋で、上手の反撃を食らった。
さすがは若手新鋭の三枚堂先生であり、棋力・容姿ともに、私とはかなりの差があると感じた。
この日は、練馬で飯塚先生の指導会に参加した。
講師は、飯塚先生、三枚堂先生、加藤桃子先生、竹下先生。

飯塚先生。

三枚堂先生。

加藤桃子先生。

▲自分&△加藤桃子先生(飛車落ち)
戦型は、下手の三間飛車・高美濃に、上手の金冠。
7筋は厚いので、40手目に▲5八飛と回って、中央突破を目指す。
中央での押し引きを経て、54手目に強く▲5五金と出る。
67手目に△6七飛と打たれ、王手角取りを食らうが、▲3七角と打って脱出に成功。
しつこく角を打って上手玉のコビンを狙い、金銀を貼りつけ、勝ち。
上手の堅いところを無理に攻めずに、薄い中央を狙ったことが奏功した。
講師は、飯塚先生、三枚堂先生、加藤桃子先生、竹下先生。

飯塚先生。

三枚堂先生。

加藤桃子先生。

▲自分&△加藤桃子先生(飛車落ち)
戦型は、下手の三間飛車・高美濃に、上手の金冠。
7筋は厚いので、40手目に▲5八飛と回って、中央突破を目指す。
中央での押し引きを経て、54手目に強く▲5五金と出る。
67手目に△6七飛と打たれ、王手角取りを食らうが、▲3七角と打って脱出に成功。
しつこく角を打って上手玉のコビンを狙い、金銀を貼りつけ、勝ち。
上手の堅いところを無理に攻めずに、薄い中央を狙ったことが奏功した。
昨日4月17日の飯塚教室での指導対局。

飯塚祐紀七段に飛車落ちでご指導いただいた。

愛用の彫埋駒は、根杢木地で、色がムラムラしている。

▲自分×△飯塚祐紀七段(飛車落ち)
下手は三間飛車。位を取らせずに、銀冠に進展させる。
上手は9筋を切ってきたが、▲9七歩と打って、香は換えない。
52手目の▲8五飛の転回が、結果的に敗着で、飛角交換になる。
当初の構想通り、▲8七飛と引いて、じっくり戦うべきだった。
74手目の▲7七角打ちから、上手玉頭に馬を据えたが、
いかんせん駒損が響き、負け。
激指による棋譜解析結果は、下記の通り。

感想戦で、三間飛車を指す際のポイントを教えていただいた。
・三間飛車では、相手の攻め筋を、逆に活用することを意識する。
・本譜の例で言うと、46手目に▲7九角と引いたが、
ここで▲7七角、▲8五歩として、▲9六歩と突き返す手があった。
・これが、上手が9筋を突いた攻め筋を手掛かりに、活用する方法。
この日行われていたアマチュア女王戦では、
社団戦天野チルドレンのメンバーが大活躍で、B級・C2級で優勝したとの連絡が入る。
5/1(日)には、下北沢でシモキタ名人戦・シモキタ女流名人戦も開催されます。
申込は4/22(金)までで、定員32名とのことなので、お申し込みはお早めに。
下記のサイトからエントリーできます。
https://shimokitazawa-east.com/?p=6816

飯塚祐紀七段に飛車落ちでご指導いただいた。

愛用の彫埋駒は、根杢木地で、色がムラムラしている。

▲自分×△飯塚祐紀七段(飛車落ち)
下手は三間飛車。位を取らせずに、銀冠に進展させる。
上手は9筋を切ってきたが、▲9七歩と打って、香は換えない。
52手目の▲8五飛の転回が、結果的に敗着で、飛角交換になる。
当初の構想通り、▲8七飛と引いて、じっくり戦うべきだった。
74手目の▲7七角打ちから、上手玉頭に馬を据えたが、
いかんせん駒損が響き、負け。
激指による棋譜解析結果は、下記の通り。

感想戦で、三間飛車を指す際のポイントを教えていただいた。
・三間飛車では、相手の攻め筋を、逆に活用することを意識する。
・本譜の例で言うと、46手目に▲7九角と引いたが、
ここで▲7七角、▲8五歩として、▲9六歩と突き返す手があった。
・これが、上手が9筋を突いた攻め筋を手掛かりに、活用する方法。
この日行われていたアマチュア女王戦では、
社団戦天野チルドレンのメンバーが大活躍で、B級・C2級で優勝したとの連絡が入る。
5/1(日)には、下北沢でシモキタ名人戦・シモキタ女流名人戦も開催されます。
申込は4/22(金)までで、定員32名とのことなので、お申し込みはお早めに。
下記のサイトからエントリーできます。
https://shimokitazawa-east.com/?p=6816