自戦の検討と、将棋仲間との交遊録。twitterアカウントは、『@ike_rui』です。
ねこまど将棋朝活
この日は、早起きして四ツ谷へ。
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朝7時に、ねこまど将棋教室を訪問した。
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藤田一樹先生の、将棋朝活を受講した。
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私は一番乗りでしたが、すぐに満席になりました。
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メニューは、詰め将棋、棋譜並べ、指導対局、棋譜添削でした。
先日道場で対局した三間飛車対elmo囲いの棋譜を持参し、見ていただいた。



▲三間飛車(自分)×△elmo囲い(相手)



私は、30手目▲5五桂が敗着だと思っていたのですが、藤田先生の見解は異なりました。
藤田先生にご指摘いただいた敗着手は、20手目▲7四歩

・▲7四歩からの飛車交換は、いつでもできる。これは振り飛車側の権利。
 最善と思われるタイミングで▲7四歩と突くべき。
・elmo囲いは飛車打ち(=飛車交換)に強い囲い。この局面での飛車交換は、居飛車の思うつぼ。
 elmo囲いは、進展性がないのが弱点。
 この局面から動かす駒が難しい。居飛車から仕掛けるのも難しい
・20手目▲7四歩の局面では、替えて▲3六歩、▲4六歩や▲9六歩が考えられる。
 振り飛車側は、高美濃・銀冠にするなど進展性があり、より有利な局面を構築すべき。



概して、私の将棋は、「さっさと美濃囲いに組んで、急いで石田流から飛車角ドカン!」であったが、
上位者にはなかなか通用しない。

将棋は相対的なものなので、
「相手より有利な状況を待ち、最善のタイミングで仕掛ける」
という、オトナな大局観を教わりました。
こういった大局観は実戦では養えないので、
各人のレベルに応じた、マンツーマンの講座だと理解が深まります。

藤田先生は、関西でレディースセミナーの講師を長年務めていたそうで、
考え方を言語化し、わかりやすく説明するのが上手な先生でした。
この将棋朝活は少人数でじっくりお話を聞けるので、またぜひ受講したい。
非常におすすめの講座です。
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