自戦の検討と、将棋仲間との交遊録。twitterアカウントは、『@ike_rui』です。
第103回 職団戦での対局棋譜
第103回職団戦での対局棋譜

D級 敗者慰安戦1回戦 ▲自分×△相手


戦型は、私の石田流に、相手の向かい飛車・左玉で、相振り飛車に。
飛車を切って攻めをつなげるが、大技を狙いすぎて、着地失敗し、負け

41手目、向かい飛車に対して、銀冠に伸展させる必要性は無かった。
▲7四歩、△同歩、▲6五銀と銀の活用をするべきだった。
指しなれない相振り飛車で動転し、大事な大会にも関わらず、暴発してしまい残念。

激指の棋譜解析結果は、下記の通り。
04141_20130414210409.jpg
スポンサーサイト
コメント
コメント
嘱譚
 振り飛車を指すなら、相振りは「必修科目」だが、両刀使いのイケ麺子には、経験値が少なかったようだ。
 しかし、巨泉流(飛車落ち)で、同じ様な形を指しているのだから、全くの門外漢と言うわけでもない。応用力の問題だったかもしれない。

 27手目。▲2八玉。無造作。
 この将棋は、作戦勝ち出来そうな感じなので、この一手を他に転用し、早く攻撃隊戦を築きたいところだ。
 後手は、△3三角と上がっているので、恐らく向飛車狙いだろう。それなら、▲2八玉が定位置と考えるのは早計だ。それに、1筋を突き合っている事もあり、単準に美濃に入城するのも、怖い気がする。
 5筋を突いていない関係もあり、▲3九玉は案外、堅い玉だ。相振りは、縦から攻め合いになり易いので、この場での待機は、好着想になり易いと考える。
 保留できる手を、徹底して後回しにし、手を広くするのが『序盤巧者』への道だ。

 35手目。▲6七銀。【局面展望】
 手成りで指した図が、35手目まで、結果論的には、▲3九玉待機で、他の手を進めていれば、▲5六銀と上がっているという事になる。
 手成りというのは、29手目の▲9七角は、石田流狙いなら相応かもしれないが、角は居角のままで待機し、▲6八銀~▲6七銀と中央へ活用をする方が、より手が広かったのではないだろうか。
 それと、先週の勝又戦の応用(本譜ではその発想に至らなかったが…)で、8筋を伸ばして1歩を替える手順も、本局では大きい手だった。
 相手の銀2枚を繰り出した戦型。相振りにした感覚。玉を堅く出来合い事などを考え合わせて、もう少し有機的に手を組み合わせて、リードしたい局面であった。

 39手目。▲4二角成。辛抱の足りない 手。
 団体戦なら、今までの経緯を忘れて、▲7五歩と打ってもらいたい。角交換は、先手が不利だ。
 次いで、△5五歩と突かれると、▲6七銀と全面撤退のようだが、後手玉も玉・飛+角の接近形で、非常に纏め辛い。
 ▲6五歩~▲6六銀と立て直し、▲8八角と引き戻して、飛車を責める展開だって、捨てたモンじゃない。

 41手目。▲2六歩。悪手と言うよりも…
 自ら、大駒を交換しておいて、玉形に手を入れるというのは考え辛い手順。皇居に参内するのに、海水パンツで行くような感じを受けた。
 玉頭に飛車が来ているのに、銀冠が堅いという感覚は、勉強し直しだ。駒組みの過程で、必ず離れ駒状態にもなるのだから、1歩も2歩も遅れを取る。
 私なら、悪いながら▲9七角と目の前に迫って居る実害(△8八角からの駒損)を避けて、局面を動かしたい。
 この王手に対し、△3二玉だろうが、▲4六歩△同歩▲4五歩と兎も角、綾を求めたい。正着は難しいが、実戦真理としては△5五銀以下の駒の交換を避けてくるだろう。
 そこで、明確な狙いに乏しいが、▲6五歩~▲6四歩~▲4六角と理想を描いて、粘りたいのだ。その意味で、▲7四歩以下の万歳攻撃では、イカないのは、巨泉流で実証されていると思うが…。
 この将棋は、角交換に応じた時点で、可也形勢を損じている。ここでは、秒読みになる位まで、指さない根性が要求されるほど苦しい。

 54手目。△8七馬。甘いか…。
 私なら、△5四同銀と手に乗る。▲7四飛△7三歩▲5四飛に、ガッチリ△4三銀と入れるのが、順位戦、否、職団戦の手だ。
 以下、▲5二飛成(▲5六飛などでは、△5五歩で完封負け)△同銀▲6五桂△6六馬(桂取り)の味がよろしい。

 69手目。▲5五同歩。同じ負けなら…。
 単に金を取り返すのでは無く、一発は▲5三桂成△同玉と嫌な形にして、▲5五歩と取り返せば、準先手。コレなら、飛車を責める楽しみも見出せるカモ…。

 83手目。▲8五角。見せ場!?。
 
 以下、土佐酢。
 職団戦で勝ちが見えた時は、羽生三冠ではないが、緊張が極に達して、指は震えないまでも、3手詰みに5分くらい確認作業を重ねても指せない事がしばしばだ。
 逆に、この緊張感が良いのだろうが、毎局、毎局、緊張していたのでは身が持たない。

 さて、イケ麺子の感想では、「着地に失敗」との事だが、私にはそうは思えない。仮に、▲8五角で、▲6四香と置いたとしても、△4八桂成▲4二角△4一玉▲3三角成は一応詰めろだが、△3八成桂▲同銀△3九角▲2七玉△3八龍▲2六玉△4七竜▲3五玉△2四銀▲同馬△5七角成▲4四玉△2四馬▲3三桂△同馬▲同金△5二桂以下、詰まされる。
 △4八桂成が、「詰めろ近い」上に、先手は、金気が無いので、機械の『互角』と言う評価は、甘いのではないか!?。
 その意味で、本局は終盤以前に、序盤で相手の無手勝流に対して、リード出来なかった事。中盤で、角交換を避ける忍の歩(▲7五歩)が打てなかった事が、敗因と考える。
2013/04/15(月) 22:46:49 | URL | 暢 志忘 #- [ 編集 ]
コメントありがとうございます。

この将棋は、指し手云々の前に、苦手意識のある「相振りになってしまった」という時点で、
気後れしたのがマイナスでした。

指し慣れない相振りとはいえ、序盤の段階では私の駒組みの方が自然で、
悲観することはなかったのです。

27手目、タテからの攻めあいになる相振りでは、▲3九玉型も十分よい、というのは勉強になりました。

39手目は、悩んだ末に自分から角を換えました。
私の方は囲い終わっており、後はさばく段階なので、換え時とも思いました。
角交換は、先手が不利なのでしょうか?


角交換後に銀冠に進展させる手は、たしかに段取りがおかしく、悪手でした。

65手目は▲8二歩(△同金とは取れない)がありましたが、気づきませんでした。

69手目は、どうせ取られる桂ならば、王手で歩をむしっておくべきでした。

2013/04/16(火) 00:03:26 | URL | いけるい #- [ 編集 ]
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック