自戦の検討と、将棋仲間との交遊録。twitterアカウントは、『@ike_rui』です。
荻窪戦記
千駄ヶ谷を離れ、将棋サロン荻窪へ。
将棋道場のハシゴをするのは、私くらいだろうか。
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荻窪は静かで、快適に将棋に集中できる。
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▲自分 二段×△相手 初段


戦型は、私の石田流に、相手の棒金となった。
飛車を切って駒損だが、居飛車の金銀を取り残す。
最終盤、虎の子の馬を切って詰めろをかけたが、即詰みを食らい、負け
70手目に▲2五桂と跳ねれば優勢だったが、気づかなかった。

激指の棋譜解析結果は、下記の通り。
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コメント
コメント
一峻
 本局は、コメントのとおり、中盤の好手を見逃して、形勢を損じ、押し切られたが、例によって、序盤の構想が曖昧だったのが作戦負けの遠因と考えている。
 そんなところを、干渉してみよう。

 21手目。△4四歩。矛盾か…。
 イケ麺子も察知したとおり、やや珍しい作戦だ。△7二金と起用したのだから、サッさと棒金に出て、石田流を圧迫するのかと思い気や、角道を止めてしまう。
 こうれは、持久戦調の匂いがしないではない…。
 ただ、棒金の押さえ込みに対しては、角を捌いて、攻勢を採るところもあるので、「角交換は、しませんよ」宣言なのかもしれない。興味深い、序盤作戦だ。

 24手目。▲4六歩。漫然とした手。
 △8三金~△8四金と攻勢をとるかは未確定なところがあるが、後手が角道を閉ざしているのだから、局面をリードしたい。
 私なら、釘付け銀を素早く戦線に送り込んで、▲6筋で1歩交換をしたい。こうする事が、棒金に出られても、飛車を押し戻されない足場創りだった。棒金の速度をマックス、計算に入れればこのタイミングしかなかったのでは?。

 30手目。▲5六歩。コメントも×。
 ▲7七角の方が良かったというのは、角交換を狙いうにすれば7七の地点で、▲7七同桂が理想だが、角交換をする前提として、6筋・4筋をこじ明けなければならない。
 その意味、確かに▲5六歩は問題外だが、棒金対策が場当たり的だったと感じる。
 変則的でも、△8三金なら、▲8五桂と1歩を掠め取る組み立てとか、銀の進出が遅れているので、▲5六金の活用とか、緊急対策が必要だった。

 35手目。△7四同金。並の手だろうが…。
 私なら、振り飛車陣の不備を衝いて、△7二飛と指したい。▲7八飛△7四金▲6八銀△7五歩が相場だろが、金は△8四金より、△7四金の方が姿が良いに決まっている。厳しく、言えば逸機だろう。

 39手目。△6五同歩。緩手。
 押さえ込むなら、ここでも△7二飛。今度はサッキより、率が良い筈だ。この展開なら、銀の立ち遅れを、完全に咎めていると考える。

 40手目。▲5五角。佳子。
 後手が、△7三歩しかないのなら、ポイントを返したイメージがあるので、単に▲4五歩と角交換を迫るより、効いている。

 49手目。△5三銀左。形に拘った手。
 ここは、姿は悪いが△3三銀と飽くまでも角交換を許さないという姿勢が、大局的に優ったと考える。角交換になれば、金銀の押さえ込みも、空を打つ。

 52手目。▲8八角。隠れた好手。
 通常、『角には、角』の△3三角が手筋だが、▲同角成に、△同金でも△同桂でも、負担になりそうだ。△6六角の合わせしかないのなら、可也、挽回した感じだ。

 57手目。△7五金。手の流れに棹差した。
 気持ち的には、遊び駒の活用は、当然の一着だが、<押さえ込み>という大前提の前には、疑問だった。大人しく、△6五歩と飛車を完封してからの事だったのでは?。

 58手目。▲6四飛。小気味良い手。
 昔から、大駒の斬り感には、冴えがある。まぁ、ここは悪くても飛車を捨てるしかない局面ではあるが。

 65手目。△4三歩。疑問手≦悪手。
 角道を封鎖されたのだから、ここに反応した手が悪い手に成ったのは、不運とも言えるが、もう一つの角の活用ルートが存在した。△2四角が攻防手だった。
 先手の狙いは、▲4三銀だが、△4一歩▲3四銀成とされると、角が負担になる。
コレを予め躱しながら、▲7九銀の獲りに当たっているので、味が良かった。
 それに、▲4四歩自体、自らの角道を止める感触の悪い手なので、コレには触りたくない感じだ。

 69手目。△4四同金。敗着級。
 4筋に触れた、悪い予感が的中した手。面倒を見るなら、△4四同角とて、馬との交換なので、後手に利は残った。

 70手目。▲4五歩。敗着。
 確かに、▲2五桂なら、逆転していただろう。
 PCの将棋と違い、人間の指す将棋には、流れが存在する。「行きがかり」と言っても良いだろう。イケ麺子の狙いは、▲4五歩~▲4四銀の重量攻めだったから、▲2五桂が見えなったという推測が一つ目。
 それと、悪い局面が続いていたので、こんな『一発』が潜んでいるとは、思いもよらなかったというのが、二つ目の推測。
 ソコへ行くと、機械というのは、読みが点なので、シビアに、今、この局面の最善を導き出せる強みがある。
 精神状態に、関わらず最善手を発揮出来る目(能力)を持っているのだから、敵わない。

 以下、△2四角~△7九角成と銀を進呈したところで、ゲームセット。
 後手の左翼に、金・銀の遊び駒があるだけに、何とかなりそうな将棋だったが、残念な内容だった。

2013/04/29(月) 21:44:44 | URL | 暢 志忘 #- [ 編集 ]
コメントありがとうございます。
この対局の相手は、小学生の女の子でした。


>21手目。△4四歩。矛盾か…。イケ麺子も察知したとおり、やや珍しい作戦だ。
>△7二金と起用したのだから、サッさと棒金に出て、石田流を圧迫するのかと思い気や、角道を止めてしまう。

棒金を見せた直後に、角筋を止めるのは、厳密には疑問手でしょうが、
角交換でのさばきを封じられたので、面白くない展開でした。

>24手目。▲4六歩。漫然とした手。
>私なら、釘付け銀を素早く戦線に送り込んで、▲6筋で1歩交換をしたい。

私の作戦は、銀は7九に待機させ、▲4六歩・▲4五歩で、角交換を催促しようと思っていました。
また、角交換は別にしても、美濃囲いで▲4六歩を突くと、堅くなるのでここは突きました。


>58手目。▲6四飛。小気味良い手。

ここでは、すぐに▲6四飛と切らずに、▲4四角、△同銀、▲6四飛もあったようです。 


>70手目。▲4五歩。敗着。
>イケ麺子の狙いは、▲4五歩~▲4四銀の重量攻めだったから、▲2五桂が見えなったという推測が一つ目。
>それと、悪い局面が続いていたので、こんな『一発』が潜んでいるとは、思いもよらなかったというのが、二つ目の推測。

これは、両方ですね。▲2五桂に気づきませんでした。ここで勝機を逃しました。

90手目の▲8一馬の馬切りは勝負手でしたが、相手も「▲8一馬からの▲3四桂では寄らない」と読んでいたようです。

相手の飛車金銀を取り残したまま、負けてしまったので残念です。
2013/04/29(月) 23:21:21 | URL | いけるい #- [ 編集 ]
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