自戦の検討と、将棋仲間との交遊録。twitterアカウントは、『@ike_rui』です。
5月29日 将棋部練習会
5月29日の将棋部練習会。8人が参加。
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宇田さんと、山下さん。
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森さんと、オギー。
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▲自分×△田中さん


戦型は、田中さんの石田流に、私の右四間飛車。
龍を先着させたので、優勢かと思ったら、激指のグラフでは互角だった。
相手玉に詰めろをかけるも、駒を渡しすぎ、逆に詰まされて、負け

激指の棋譜解析結果は、下記の通り。
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▲自分×△葛山さん


戦型は、相三間飛車で、相振りに。十字飛車を狙い、飛車を細かく動かすが、上手くいかず。
66手目に飛角交換となるが、結果的に駒がさばける。
終盤、2枚の角がよく利き、勝ち

激指の棋譜解析結果は、下記の通り。
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行方先生が、王位戦挑戦者になったとの報が入る。タイトル初挑戦だ!
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打ち上げは、新橋の『すしざんまい』へ。崎浦さんも合流した。
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小自棄
 一局目は、三間飛車に対して、右四間の対峙となった。
三間側は素早く、飛車先を切ってしまえば、先ず々の序盤と観ていたが、囲いに気を取られたか、イケ麺子の気合を図り損ねたか、角交換から逆に4筋を交換されてシマッタ。
 しかし、ここからが対変な将棋だった。

 28手目。▲4四銀。真っ直ぐ手。
 ここでの最善は、▲4八飛だった。
 譜を追うまでも無く、後手の狙いは、△2八角からの「落穂広い」しかないのだから、コレさえ凌いでおけば、相手は歩切れでも有り、前に出られないのだから、固めるも佳し。闘うも佳しの状況が創れた。

 40手目。▲6五桂。選択ミス。
 私は、この局面の課題を「角の活用」と考える。その意味で、▲3四桂が角爆弾の強烈な準備工作だ。
 勿論、▲2二桂成と飛車を詰ます手も含みにしているが、▲4二歩成と捌き捨てて、△6一金と▲1六角を交換するイメージで指したいのだ。
 この手は、立派に寄せに繋がる筈だ。角は、生物なので、素早く活用したいものだ。

 46手目。▲4三金。重い。
 過剰投資。成桂を換金する狙いだろうから、普通に▲4三銀成~▲5三桂成と捌くところ。

 52手目。▲5八金右。至極、当然の手。
 先の過剰投資が、この手の選択に微妙に響いている。金が手持ちなら、▲5六同歩△同馬▲5七金と弾いてしまう手もあったからだ。
 本譜を不満の局面のように捉えているだろうが、現在、金が働いていないので、こう受けに使うのが自然の展開だし、渡金製造を焦って▲5七玉と露出スルのは、受けに難点のあるイケ麺子の展開では無いと感じる。
 美味しい手(▲4一歩成)は、ゆっくりとご馳走になる方が、喜び(戦果)も大きい。

 58手目。▲5二成桂。変調。
 先っき「▲4一歩成だった」と言っておきながら、行成り▲5二成桂…。一体、どんな心境の変化があったのだろううか?。
 確かに、▲4二歩のもう一つの意味は、△1二飛の横効きを止めた事は承知しているが、それなら、▲5二歩と駒得を目指さなければ、間尺に合わない。
 △4七馬と引かれたプレッシャーだろうが、それなら▲5八歩と震えてしまっても(▲4一歩成があるので)悪くなかった。この辺り、手の一貫性が見えないのは、残念だ。

 64手目。▲6一銀。敗着Q。
 確かに、△2五角と妖しい角を打たれて、ムードが悪いが、▲5八歩と自玉を固めておけば、「苦戦」には違いないが、頑張れる将棋だった。

 以下、土佐酢。良さそうな将棋が逆転されると、このような将棋に成るのは、誰にも在る…。ここから、無心に還って頑張れる人が、強者なのだ。
 戦型とか、戦法に拘る事より、悪い将棋を頑張る『姿勢』こそが、上達に繋がるような気がしてならない。
 二局目は、相振りとなる。これも不得意科目のような気がするが…。

 17手。▲3七銀。疑問手≦悪手。
 相振りの場合、囲いには結構制約が掛かる。本局の場合も、その例で、△5四歩・△5三銀型相手には、▲3六歩・▲3七銀は、歩を只取りされて銀交換を許す公算が高い筈だ。

 37手目。▲7五歩。遊びの手順。
 「十字飛車で、一発嵌めてヤロウ」という心持が良くない。本格的な手で無い気がする。
 それは、将棋の手筋講座には出て来るが、実戦では滅多にお目に掛からない。つまり、嘘くさい手順なのだ。
 仮に、△7五同歩▲同飛と進行しても、△3五歩▲同歩△7四歩で、反って面白く無い展開だ。△3五歩に▲同歩出はなく、▲7四歩の金取りも、△8四金の逆先が有り、無謀な仕掛けに終わる。
 将棋の強弱は、当たり前の事だが、如何に基本に忠実に指せるかという事に尽きる。矢張り、攻めは飛車・角・銀・桂・歩と絡めて行かなければ、決まらないのだ。

 39手目。▲7六銀。単純ミス。
 本譜のとおり、△7五歩▲同銀△7四歩▲8六銀と歩越銀にされては、攻めは暫くの間お預けだ。
 当然、▲7四歩と取りこみ、△同銀▲7六銀と手順を尽くさなければイケなかった。
 そこで、△6三銀なら、▲7五歩と抑えてから、桂を活用するという展開だ。

 45手目。▲7五歩。攻めのバリエーション不足。
 十字飛車の場合は、王手で飛車が出られないと決まらない位の心持がないと、指せないと自覚した方が良い。そうで無い場合は、「無理筋」と読みを打ち切る方が無難だ。

 50手目。△5五歩。好感触。
 直前の△6五歩は一つの知識的手筋だが、ヤリ過ぎと思う。矢張り玉頭の歩は大事にしたい。
 しかし、飛車を引き付けておいての△5五歩は、技を感じる。

 56手目。△3六銀。好手順。
 5筋を1っ本突き捨てて、△3六銀と歩を取り返す辺り、「捌いて来たな」という軽快さがある。後手が優位に立った。

 59手目。▲3七歩。級位者的手成りの応手。
 5筋でシッカリ、横歩を回収されて、△5四飛と収まった図は、後手の理想の構図だ。ここは、先の△6五歩を見習って、▲4六歩と手筋で切り返したい。△同飛▲4七銀と投入して、場合によっては▲7九角~▲4六角という反転攻勢も模索したい局面だ。

 64手目。△6七銀。悪ノリ。
 ここは、余りに良い過ぎて、調子に乗った感じ。私なら、△1四歩と指してみたい。
▲1六歩と突き合ってくれるなら、端攻めと△1三角の含みを得られるので、若干得。それなら、△4四歩と角交換の勝負手を封じておいて、優位を継続出来る。
 まぁ、単に△4四歩でも、申し分は無いが。だから、△1四歩には、▲6五歩の角交換の勝負手で来るのだろうが、仮に角交換に応じたとしても、△6七銀を手持ちに出来たメリットは、大きいのではないだろうか。

 73手目。▲6四香。この際の勝負手。
 ドウして、単に▲6四歩が正着と考えるのだろう…。考えを知りたい。

 75手目。▲6三香成。アッサリ。
 ここは、どのくらい考えたのだろうか…。後手からは、清算しづらい▲6四香だから、ここはもう少し技を絡ませたかった。
 私の第一感は、▲4五角。後手の狙いとして△5八成銀の摺り込みは、指したい手だろうから、ここを思い通りにさせないで、1っ回妨害電波を流し(△6七成銀が退けば飛車が只)手置く、角のラインが、玉のコビンに届く攻防手だ。
 ただ、この位置で角を手放すと△2五飛と並んだ角・銀を飛車で責められるので、決まらないと簡単に負けになるので、考えモノだ。
 だから、死んだ振りの▲2一馬はあるか…。件の△5八成銀なら、そこで▲6三香成△同歩と銀を手に入れ、▲6七銀と飛車。成銀取りを打つという勝負手だ。
 手を決めて香銀交換を先行させるよりは、遥かに綾のある指し方と考える。
 また、△7三金を攻める▲8五桂が急所の攻めなので、▲7七桂というのも、含みのある手だ。
 仮に総交換して、桂損に成っても、飛車が玉のラインから逸れるので損ではないし、△7七竜が▲1一馬のラインに入るのも不気味だ。

 77手目。▲4五角。改心の手。
 一応、私の指摘した手が出た。しかし、△5六歩の切り返しの方が、厳しそうな感じだ。
 この局面は、角の前に、歩を絡ませて▲6四歩と突きたい。歩が絡まない攻めは、単調で、高価な駒を渡すので、何らかの受けや反撃が存在する事が多く、その分リスキーだ。
 ▲4五角には、どのくらいの時間を使ったのか?。この角は、素早く活用できないと、 攻めの目標にされるのは指摘の通り。

 82手目。△7三同玉。上級者向け的、直感の敗着。
 こういう手は、筋としては、玉で取るとしたもの。なぜなら、玉は、後ろに戻れるが、桂(香も)は、後戻りが効かないからだ。
 そして、△同玉の方が、▲4五角のラインから逸れるのも、魔が差した一因だと思った。
 ただ、こういう事があるから、終盤は直感で指しては、イケないと言われるのだ。

 86手目。△5七同歩成。プッツン。
 普通は、△3八飛成▲同玉△5七歩成と詰めろを掛けて、俎板にのるところだろう…か。イケ麺子は、沢山持っているので詰んでも相応だが、得てしてこういう状況では事故が起こるとしたののだ。

 以下、解説富農。98手目の△4七とでは、△5四歩なら、もう一悶着在りソウだったが、前の指し手が余りにチクハグだったので、首の座に直った感じがする。
 私の課題でも在るのだが、『勝ち』になった局面。どの位真剣に、読めるのかと言うのは、案外難しい。
 早く、詰ませてしまいたいとか、無傷で勝ちたいなど、震えたり、楽観したりする心境を正気に保つのは、本当に難しいと毎局想う。
2013/06/02(日) 20:34:43 | URL | 暢 志忘 #- [ 編集 ]
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