自戦の検討と、将棋仲間との交遊録。twitterアカウントは、『@ike_rui』です。
6月19日 将棋部練習会
6月19日の将棋部練習会。北村さん、石川さん、葛山さん、私の4名が参加。
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社団戦チーム『天野チルドレン』の中核を担う北村さん。
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葛山さんが所属する翔風館SSTとは、7月の社団戦で対局することになった。
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▲自分×△葛山さん


戦型は、葛山さんの△5三銀型四間飛車に、私の右四間飛車穴熊。
飛車を成り合った後、端攻めを食らい、端を破られて、負け

激指の棋譜解析結果は、下記の通り。
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穴熊はこんなに端が弱いのであれば、プロで穴熊を指す人はいないであろうと思う。
検証したところ、65手目の▲8八玉(正しくは▲8六銀)、
73手目の▲8五桂(正しくは▲4九歩)の2手が悪かったようだ。


ワイン好きの葛山さんのリクエストにより、打ち上げは新橋のワイン居酒屋『ワイのすけ』へ。
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葛山さんのスマホで、棋聖戦▲藤森哲也四段×△室岡克彦七段戦を観戦。
その後、将棋ウォーズで対局。葛山さんのスマホの電池残量が7%しかなく、電池切れで負け。
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▲3六歩の是非と歩を渡すリスク
棋譜の将棋についてコメントします。

37手目の局面。

ここで▲3六歩ですが、この場合は果たして成立していたのでしょうか?

結論を言えば、成立していなかったと思います。
最近の右四間穴熊で、相手の△3五歩に対し、全て▲3六歩と仕掛けていますが
全ての場合において成立する訳ではないので注意が必要です。

ここで▲3六歩に代わり、△8五桂を防ぐ▲8六歩と指しても△7三桂とされると
▲3六歩の仕掛けは難しいです。
△7三桂以下▲3六歩なら、以下△同歩▲3八飛△6五桂▲6六角△5五歩とされると困ります。
振り飛車の5三銀型が生きています。

▲3六歩に代わり、▲1六歩が推奨手です。
次に▲1七桂~▲2五桂を狙います。
▲1六歩に△2四歩なら、▲1七桂△1四歩▲2五歩で攻めになります。
本譜の展開なら序盤の▲2六歩が無駄ですが、
この展開なら生きて来ます。


45手目の局面。

▲4五歩はコメントの通り疑問手ですが、
仮に▲3六飛だったとしても、
以下の進行例は、△8五桂▲8六角△9六歩▲同歩△9七歩▲同香△同桂成▲同銀△4五歩
▲7七角△同角成▲同金△3三歩・・・で、穴熊側は自信が持てません。
持駒の角桂歩だけでは有効に攻め続けるのが難しく、穴熊側だけ守りがバラバラで、少し苦しいと思います。
これが▲3六歩が成立しないと言った理由です。

本譜は端を破られ、良くありませんでした。

穴熊は確かに端が弱点ですが、全ての場合において端が破られる訳ではありません。
簡単に破られた理由は明確です。
相手に歩を渡したからです。

例えば、持ち歩が3から4枚に増える場合と0から1枚に増える場合では、
全然意味合いが違ってきます。
0から1枚に増える方が局面が大きく変わる可能性が高いのです。
本譜でも▲3六歩~の攻めで渡した1歩を活用されて、
△9七歩~端を突破されました。
もし歩切れで端を破るなら、△9七桂成~攻めることになりますが決まらない方が多いでしょう。

レベルが上になればなるほど、攻める際に相手に歩を渡すことに慎重になります。
穴熊を常用するプロやアマ強豪クラスなどは当然その辺のリスクも考えて攻めを構築しています。
その上で穴熊を指しこなしています。
リスクは承知の上で、指す人は無数にいる訳です。

どんな戦法にも弱点はあります。
問題はそれをどう克服し、使いこなすかです。
どんな有益な道具でも使う人間次第で、クズ鉄にも宝物にもなります。

今までは歩を渡すリスクについて、あまり考えなかったと思いますが
これからは少し気をつけてみて下さい。
そうすれば、更にレベルアップにつながります。


2013/06/20(木) 10:45:54 | URL | T #L95l6OL. [ 編集 ]
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