自戦の検討と、将棋仲間との交遊録。twitterアカウントは、『@ike_rui』です。
御徒町戦記
御徒町将棋センターを訪問。夜でも、まだ日が高い。
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1局目 ▲自分 二段×△相手 初段


戦型は、相手の四間飛車に、私の右四間穴熊。
3筋の位を取られたため、▲3六歩の突き捨てから仕掛けてみる。
玉頭桂で玉形を乱し、11手詰を読みきって、勝ち

激指の棋譜解析結果は、下記の通り。
001_20130627222731.jpg


2局目 ▲自分 二段×△相手 三段


戦型は、私が三間、相手が向飛車で、相振り飛車に。
相手が居玉のうちに、33手目▲4四角と強襲をかける。
相手の78手目△8五角が敗着で、受けなしに追い込み、勝ち

激指の棋譜解析結果は、下記の通り。
002_20130627234142.jpg
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コメント
コメント
▲3六歩仕掛け成立のポイント
1局目の棋譜の将棋についてコメントします。


右四間飛車穴熊の仕掛けで▲3六歩は最近マイブームなのか、
今日も含め6/18以降4局指しています。
その全てについてコメントさせて頂きました。
全4局の▲3六歩の仕掛けが成立していたかどうかを
私なりに改めて整理して考えてみました。

6/18付の1局目

相手の戦形→4三銀型四間飛車
▲3六歩の仕掛け→成立

6/18付の2局目

相手の戦形→4三銀型四間飛車(穴熊)
▲3六歩の仕掛け→成立

6/19付の3局目
相手の戦形→5三銀型四間飛車
▲3六歩の仕掛け→不成立

6/27付の4局目(本日の棋譜)
相手の戦形→5四銀型四間飛車
▲3六歩の仕掛け→不成立

前述のように本日の▲3六歩の仕掛けは私の見解では成立していませんでした。

▲3六歩成立の是非について次で検証します。

39手目の局面。

▲3六歩と仕掛けた直後の相手の手番です。
ここで相手の△4五歩が焦りすぎで▲3六歩の仕掛けを成立させる要因になりました。
以下、穴熊側が有利になり、そのまま押し切る展開でした。
△4五歩に代わり、じっと△9五歩なら
▲3六歩は成立していなかったと思います。
△9五歩以下の進行例は▲3六飛△9六歩▲同歩△9七歩▲同香△8五桂▲8六角
△9七桂成▲同銀△4五歩▲7七角△同角成▲同金△3三歩・・で
穴熊側が自信がない展開です。

前述の進行例は6/19付の3局目で私がコメントした変化と実は全く一緒です。
何故かというと、6/19付の3局目と本日の4局目は非常に形が似ているのです。
違うのは相手の金の位置(3局目→6三金、4局目→5二金)や
香の位置(3局目→1一香、4局目→1二香)
いけるいさんの歩の位置(3局目→2六歩、4局目→2七歩)ぐらいなのです。
なので、3局目と同じ結論になりました。

では、▲3六歩の成立のポイントはどこなのでしょうか?
1局目と2局目は何故成立したのでしょうか?

その答えは、進行例のように端攻めされた場合の角の逃げ場所にあります。
△8五桂に対し、進行例では▲8六角と逃げています。
それは▲6六角と逃げれない(▲6六角だと△6五歩で角の逃げ場所がない)からです。
その結果、△4五歩が王手で厳しい手になっています。
仮に▲6六角と逃げられれば△4五歩が厳しい手にならず、
むしろ穴熊側を持ちたい局面になるのです。

1局目(6/18付)は相手が4三銀型四間飛車でした。
▲3六歩~▲3八飛に△3四銀でしたので、端攻めされる展開になりませんでした。
仮に△3四銀に変えて、△9五歩だったと仮定します。
以下、▲3六飛に△9六歩~進行例同様に端攻めされても
▲6六角と逃げられる(△6五歩は▲同銀と取れる)展開でした。
2局目(6/18付)は相穴熊で端攻めされる形ではありませんでした。
だから、1局目と2局目は▲3六歩が成立しました。

つまりまとめると、相手が△5四銀型の場合は端攻めに対して▲6六角と逃げれないので
▲3六歩の仕掛けは成立しないが私の結論です。
ちなみに3局目は最初△5三銀型でしたが、途中の変化で△5四銀型になっています。




2013/06/28(金) 00:52:09 | URL | T #L95l6OL. [ 編集 ]
コメントと考察ありがとうございます。

「振り飛車側が腰掛け銀(△5四銀型)の場合、
桂跳ねから端攻めを受けた際に、▲8六角と逃げられないため苦しい」
「そのため▲3六歩は成立しない」という点はよくわかりました。


>△4五歩に代わり、じっと△9五歩なら、▲3六歩は成立していなかったと思います。
>△9五歩以下の進行例は▲3六飛△9六歩▲同歩△9七歩▲同香△8五桂▲8六角
>△9七桂成▲同銀△4五歩▲7七角△同角成▲同金△3三歩・・で
>穴熊側が自信がない展開です。

この手順に疑問点があります。

39手目に本譜の△4五歩ではなく、△9五歩だった場合、
▲3六飛、△9六歩、▲同歩、△9七歩、▲同香、△8五桂、▲8六角。
この後、本譜に限っては、△9七桂成に、▲6四角と飛び出て、△7三銀、▲同角成とちぎる手がありそうです。
△7三同玉、▲9七銀、△4五歩には、▲3三飛車成で居飛車優勢そうです。

また、△9七桂成に▲同銀、△4五歩の進行でも、▲3三飛成と根元の角を飛車でちぎって、
居飛車指せそうです。


三浦先生の右四間本では、△7三桂・△5四銀型の高美濃に、▲3五歩・▲3八飛から
3筋を攻める手順が本筋として紹介されており、
角頭の薄みを狙う3筋攻めは今後も試行してみたいです。


2013/06/29(土) 08:45:59 | URL | いけるい #- [ 編集 ]
疑問に対する回答
疑問に回答します。

本譜は△6三金型ではないので、
▲6四角の反撃筋は真っ先に読んでいました。

結論として、無理筋なので特にコメントしませんでした。
コメントさせて頂く際にあらゆる筋は読んでいるつもりです。
その中で重要なポイントに絞ってコメントしています。
全部の読み筋をコメントしているとやたらに長くなるばかりなので・・

ご指摘の手順で▲6四角に△7三銀はさすがに危険で、それならご指摘の通り居飛車が優勢かもしれません。
しかし、私の読み筋は▲6四角に△7三香でした。
以下、ご指摘の手順同様に攻めると
▲7三角成△同玉▲3三飛成△同桂となるでしょう。
以下、攻め続けるなら▲3四歩でしょうが、
△2五桂▲3三歩成△4一飛・・
この時点で居飛車は香飛交換の駒損で、厳密には居飛車が悪いと思います。
振り飛車からは△3九飛~桂香を拾う手が見えており、居飛車は速効で寄せたいところです。
しかし、と金は出来ているものの、持ち駒の角桂香では少し迫力不足で、効果的な寄せが見えません。

それでも、居飛車穴熊側が攻める展開が予想され、
アマチュアレベルならまだどうなるかわからない情勢でしょう。
穴熊はすぐには寄らない形ですし・・

厳密には振り飛車側が余しているとの見解です。

▲6四角をやらずに、変化手順の△4五歩に▲3三飛成で居飛車が優勢そうとの見解も
同様な理由であてはまらまらないと思います。
▲3三飛成△同桂以下どう攻めを繋げますか?
▲3四歩なら△2五桂▲3三歩成・・
▲7七角なら△2五桂・・

やはり少し攻めが薄いのが難点です。
振り飛車側からはすぐに△3九飛の反撃があり、
そちらの方が厳しいように思えます。

結論的に▲3三飛成と飛車を切る攻めは
反撃が厳しく厳密には無理筋だと私は思います。
まあそれでも、アマチュアレベルなら実際には際どい勝負になるでしょうが・・

三浦先生の右四間本の変化はどのようなものか解りませんが、
▲3五歩~攻めるのは本譜とは違い▲3六歩を突いている型ですね。
その戦形なら当然3筋から攻める順はあるでしょう。
どのように本筋として書いてあるか興味はあります。


2013/06/29(土) 15:39:33 | URL | T #L95l6OL. [ 編集 ]
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