自戦の検討と、将棋仲間との交遊録。twitterアカウントは、『@ike_rui』です。
御徒町戦記
この日も、35℃を越える猛暑日。夕方はゲリラ豪雨に見舞われた。

昨日の七夕将棋大会で、相振り戦で敗れた私は、
相振りの実戦経験を積むべく、御徒町将棋センターを訪問した。
IMG_9122_R.jpg


▲自分 二段×△相手 三段


戦型は、私の先手石田流に、後手の四間飛車で、相振りに。
角交換型で、序盤から乱戦になる。角を打ち返して優勢だったが、
37手目▲7七飛が悪手で(正解は▲7七桂)、決め手を逃す。
自玉に詰めろがかかってから、寄せに行ったが、結局相手玉は寄らず、負け

激指の棋譜解析結果は、下記の通り。
07081_20130708224504.jpg


感想戦で教わった手順



対局終了後、観戦していた席主さんに教えていただいた。
・35手目は▲7三歩成ではなく、▲7七桂。
・7四の歩は利いているので、すぐに桂を取らない。「ご馳走は、あとでゆっくりいただく」
・もっと力を溜める手を、身につけるべき。
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自分から換えるのは損
棋譜の将棋についてコメントします。

9手目の局面。

まだ序盤ですが角が向き合い乱戦含みの局面です。

ここで▲4八玉は飛車のラインに入るのでかなり怖い手です。
ただ、いきなり△4六歩はさすがに無理なのでやりませんでしたが、
囲うことでかえって相手に手を与える可能性があります。
相振り戦では右辺にただ囲えば固くなる訳ではありません。
角が向かい合い、いつでも角交換になりえる本局ではかえって危険に思えます。

私なら▲4八玉に代わり、▲7四歩と指したいと思いました。
以下、△同歩▲同飛で3四の歩に狙いをつけて、相手の出方を伺います。
基本的な狙いは▲7六飛~▲7七桂の石田流ですが、相手次第で流動的に指す感じです。
王様を囲うなら角道が止まってからにしたいです。

ここで単に△7三歩としずらい意味があり、相手も指し手に悩むと思います。
相手の出方次第で乱戦にも持久戦にもなるでしょう。
相手の候補手としては△3五歩、△8八角成、△4六歩、△7三歩・・など手が広そうな局面です。
△4六歩が一番激しい変化で角飛交換になるかもしれません。

どう指されても一局な気はしますが、
形勢が悪くなるとは思えません。
むしろ先手が良くなる可能性が高そうに思えます。
基本的に三間飛車と四間飛車の相振りなら三間飛車側を持ちたい気はします。

本譜はこの後、自分から角交換して攻めて行きましたが、
こういう形の場合、おおよそ自分から角交換した方がうまくいかないのです。
手損ですし。
本譜では相手の△3六歩が厳密にはやりすぎで、
手得を生かす意味でも自玉を整備する△7二玉あたりの方が本筋でしょう。

角交換将棋はあまり経験がないと思いますが、
角交換で相手の駒が玉から遠ざかるから相手が悪くなるという感覚は修正した方がいいと思います。
自分から角交換することで自陣に隙ができるので、
相手から交換してほしいと考えるのが通常だと思います。

本譜では相手の△6二玉が問題(△5二金左がおそらく正解)で
自分から角交換しても成立していた可能性はありますが、普通は無理なので注意が必要です。
2013/07/09(火) 00:22:18 | URL | T #L95l6OL. [ 編集 ]
コメントありがとうございます。

本譜は経験の少ない、角交換型の相振り飛車になりました。

対抗形での角交換四間飛車側は、居飛車の左銀を8八に移動させられるため、
振り飛車側が角交換すると本で読みましたが、
本譜は相振りであり、私から角交換はしないほうがよかったですか。

「自分から角交換することで自陣に隙ができる」という考えは、
今までありませんでしたので、気をつけたいと思います。

普段指している戦型(石田流)のほうが、自分の土俵で戦えるため、
・基本的な狙いは▲7六飛~▲7七桂の石田流
・角道がとまってから、玉を囲う
を意識しようと思います。
2013/07/11(木) 01:28:16 | URL | いけるい #- [ 編集 ]
角交換将棋は奥深い
>対抗形での角交換四間飛車側は、居飛車の左銀を8八に移動させられるため、
>振り飛車側が角交換すると本で読みましたが、
>本譜は相振りであり、私から角交換はしないほうがよかったですか。

角交換は自分からした方が手損します。
その理屈だけで考えれば自分から角交換しない方がいいのが基本です。
しかし、手損の考え方が角交換の将棋だと通常の手損と違います。
手損してもその代償が他にある場合や
手損して相手に1手余計に指させた方がいい場合が実際に存在します。

角交換四間飛車の場合は手損する手順が常識となっているのはご承知の通りです。
手損しますが、相手に穴熊などの固い囲いをやりにくくさせている利点があります。
そこは一つのポイントです。
角交換しても穴熊に組めないことはありませんが、
駒が片寄ることでバランスが悪くなるので好んで指す人は少ないでしょう。
それに、四間飛車にすることで4五角の反撃筋などを事前に防ぎ、
自分から角交換をしやすくしている意味があります。


角交換型の相振り飛車は角交換四間飛車よりは、
感覚的に居飛車系の角交換将棋に似ていると思います。
居飛車系の角交換将棋は角交換した側が角交換直後に必ず自陣の隙(傷)を消す1手を指します。
(例えば▲2二角成△同銀▲8八銀のような)
当然、手損しても代償が他にあると考えて指す訳です。
その代償があるかないかが角交換していいかの判断のポイントです。

その辺の考え方はその人の好みによっても異なるので難しいところです。
角交換将棋は手損が手損にならない面もあり、非常に奥深い将棋です。
2013/07/11(木) 14:09:17 | URL | T #L95l6OL. [ 編集 ]
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