自戦の検討と、将棋仲間との交遊録。twitterアカウントは、『@ike_rui』です。
第37回 三浦三崎マグロ戦記
第37回三浦三崎マグロ争奪将棋大会での対局棋譜。

今年は参加者が多いため、持ち時間が短縮され、10分30秒。

▲自分×△相手


戦型は、相手の先手中飛車に、私の松尾流穴熊。
4筋がガラ空きになってしまい、飛車に成り込まれるが、6筋に戦力を結集させ、集中砲火。
飛車角を立て続けに切り、相手玉を囲いから追いやる。

100手目くらいの局面では必勝体制だったが、秒読みに追われて焦り、手が見えない。
相手玉に入玉され、詰ますことができずに、負け

激指の棋譜解析結果は、下記の通り。
001_20131202220707767.jpg


持ち時間の短い将棋では、大幅に手の精度が悪化してしまう。
一手30秒あるのだから、そんなに焦らずともよいのだが、手が見えずに悪手連発。

秒読みに入ったら、焦ってすぐ指してしまうのがよくない。
第一感で指す手を決めておき、25秒くらいまでは指さずに読むべきだった。

・早指しへの対応力
・駒がぶつかった中終盤での指し手

を強化したい。
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秒読み将棋に勝つには・・
棋譜の将棋についてコメントさせて頂きます。

26手目の局面。

ここで▲8八銀は危険でした。
相手は△4五歩~△4二飛を狙っているので
それを形よく受ける意味で、
▲2六歩を先に指したい局面でした。
以下、△4五歩▲2五歩△4二飛に▲2六飛で
ピッタリ受かります。

32手目の局面。

この局面で優先するのは△4六歩の防御です。
なので▲1六歩ではなく、▲2六飛が自然です。
但し、▲2六飛に△4四銀が少し気になります。
以下、▲8六角△4一飛▲6五歩に△3五銀なら
▲6六飛で居飛車がやれそうな展開です。

本譜は34手目の▲2六飛の前に、
相手が2度の△4六歩のチャンスを見送ってくれたので助かりました。
お互いに△4六歩を軽視しているようで不思議です。
△4六歩~歩交換されると居飛車の右銀が使いづらく
振り飛車がポイントを上げると思うのですが・・

42手目の局面。

▲8六角では代わりに▲3六歩と△3五銀を受けるところだと思います。
▲8六角に△4一飛ではなく、先に△3五銀とされると
困っていたと思います。
以下、▲2八飛に△4一飛なら、次に△4六歩がきついです。

ちょっとした手順前後ですが後の展開が全然違うので注意が必要です。
本譜は▲3六歩が突けて、また少し相手に助けられたようです。

46手目の局面。

相手に助けられたとは言っても、
この局面で次の△4六歩をまともに受ける手段はありません。
△4六歩の前に居飛車が動く必要があります。
▲2六飛と浮いた以上、飛車は浮いたまま手を作ることを考えましょう。
▲2八飛に代わり、手筋は▲3五歩です。
2六飛型では出やすい手です。
以下進行例は、△同歩▲2四歩△同歩▲6五歩△同歩▲5六歩・・・
▲2四歩を入れるかどうか微妙ですが、
難解な中盤戦という感じでしょうか。

81手目の局面。

その後相手にミスが出て、
コメント通り形勢逆転したと思える局面です。

冷静に攻め駒を確認してみましょう。
盤上は8五の桂、3三の成桂。
持ち駒は角金。
歩を勘定に入れなければ4枚です。

つまり、攻めとしては結構ギリギリです。
自玉は安泰で優勢とはいえ、うまく攻めなければ逆転します。
そういう冷静な感覚を持てるかどうかが
秒読みでの勝利に直結すると思います。

ここは▲8六角で恐らく勝ちでした。
△6五玉は▲6六歩以下即詰みなので
△7五香の1手ですが、▲同歩で勝勢です。
手順に香を補充できるので、その後の攻めが楽になります。
以下、長引いても入玉さえさせなければOKでした。

秒読みでは、▲4二角は△5三香でうまく攻めが続かないと
瞬時に判断できる力が必要とされます。
もともとギリギリなので、最善の攻め方でないと
本譜のように、秒読みでは苦戦します。

攻め感覚の善し悪しが秒読みではハッキリ出るので
早指しの対応力をつけるには、
秒読みではない日常将棋から、
筋のいい攻め方を心がける必要があるでしょう。
秒読みだけいい将棋を指そうと思っても無理です。
2013/12/03(火) 11:16:05 | URL | T #L95l6OL. [ 編集 ]
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