将棋ウォーズで対局。10分切れ負け。
我が家の回線状況(Jcomの光)が悪いようで、通信が途切れ途切れになる。
△自分×▲小寺さん
戦型は、小寺さんの四間飛車に、私の右四間穴熊。
36手目△4二金寄が緩手で、銀の割り打ちを食らう。
両取り逃げるべからずで、飛車を見捨てて反攻したが、
64手目の△3一金が敗着(正解は△3二銀)で、負け。
激指の棋譜解析結果は、下記の通り。

我が家の回線状況(Jcomの光)が悪いようで、通信が途切れ途切れになる。
△自分×▲小寺さん
戦型は、小寺さんの四間飛車に、私の右四間穴熊。
36手目△4二金寄が緩手で、銀の割り打ちを食らう。
両取り逃げるべからずで、飛車を見捨てて反攻したが、
64手目の△3一金が敗着(正解は△3二銀)で、負け。
激指の棋譜解析結果は、下記の通り。

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コメント
はじめまして。毎回楽しく拝見させて頂いております。将棋ウォーズでは勝手に友達登録させて頂きましたm(__)m rainy_blueと申します。昨夜の対局はやはり小寺さんでしたか。私もお二人のように強くなりたいので今後もいろいろと参考にさせて頂きますね。よろしくお願い申し上げます。
2013/12/04(水) 09:28:18 | URL | rainy_blue #- [ 編集 ]
棋譜将棋についてコメントさせて頂きます。
序盤等について、この戦形は数多くコメントさせて頂いたので
詳細なコメントは控えます。
いつもの悪い癖で、穴熊囲い完成を最優先し、
振り飛車の▲4五銀狙いに鈍感過ぎました。
58手目の局面。
もう終盤の寄せ合いです。
今回は10分切れ負けとの事なので、
先日のマグロ戦同様、直観的な攻め感覚が問われます。
まず、既に理解していなければいけない点があります。
1.桂飛交換の駒損の上、穴熊だが守りが弱く形勢は苦しい。
2.振り飛車玉の方が守りが固く、直線的な攻め合いでは勝ち目がない。
それを理解出来ていないなら逆転勝利は無理です。
しかし、△5七銀は"直線的な攻め合いで勝てる"を意図した手なので
この時点で流れ的には"負け"です。
△5七銀は中盤なら厳しい手になる可能性が高いですが
飛車を取っても、その瞬間銀がソッポなので、この場合は明確にぬるい手です。
遊んでいる飛車を直接狙ってる感覚が×です。
△4六歩▲4八金の交換は穴熊にプラスですが、
△5七銀ではそのプラスを生かせていません。
苦しい形勢でも、相手が間違えば逆転する可能性がありそうな手を狙うのが理想です。
△5七銀では代わりに△2四桂と指してみたいです。
これが逆転を狙う一歩です。
△4六歩▲4八金の交換を生かす手です。
次の△3六桂は許さないでしょうから、おそらく受けると思います。
一番自然なのは手順に攻防に利かす▲5四馬でしょう。
それには△4三銀と一旦自陣に手を入れます。
▲4三同馬や▲6四馬、▲4四馬、▲5五馬はいずれも
△3六桂の筋が残るのでやりにくいでしょう。
△3六桂を防ぐなら▲4五馬が一番妥当ですが、
それなら△5七銀と打ちます。
58手目で単に△5七銀と打った本譜と比べて下さい。
穴熊は△4三銀で少しだけ囲いが固くなり、△2四桂が入り、
攻めに厚みが加わっています。
それでも厳密にはまだ苦しいかもしれませんが
切れ負けのような時間のない将棋ではどうなるかわからないでしょう。
ちなみに64手目の△3一金が敗着で、代わりに△3二銀とコメントされていますが
△3二銀には▲5一金ぐらいで負け筋です。
以下、△同金▲同飛成△4一金なら、▲同飛成△同銀▲4二金ぐらいでも
振り飛車玉に厳しい攻めがないので勝てないと思います。
早指しで勝つには
1.形勢判断が正確に出来ていること。
2.形勢が苦しい終盤では直線的な指し手は避け、
相手が嫌がるような曲線的な手を指す。
がポイントだと思います。
攻めがいつも直線的過ぎるのが最大の弱点ですね。
序盤等について、この戦形は数多くコメントさせて頂いたので
詳細なコメントは控えます。
いつもの悪い癖で、穴熊囲い完成を最優先し、
振り飛車の▲4五銀狙いに鈍感過ぎました。
58手目の局面。
もう終盤の寄せ合いです。
今回は10分切れ負けとの事なので、
先日のマグロ戦同様、直観的な攻め感覚が問われます。
まず、既に理解していなければいけない点があります。
1.桂飛交換の駒損の上、穴熊だが守りが弱く形勢は苦しい。
2.振り飛車玉の方が守りが固く、直線的な攻め合いでは勝ち目がない。
それを理解出来ていないなら逆転勝利は無理です。
しかし、△5七銀は"直線的な攻め合いで勝てる"を意図した手なので
この時点で流れ的には"負け"です。
△5七銀は中盤なら厳しい手になる可能性が高いですが
飛車を取っても、その瞬間銀がソッポなので、この場合は明確にぬるい手です。
遊んでいる飛車を直接狙ってる感覚が×です。
△4六歩▲4八金の交換は穴熊にプラスですが、
△5七銀ではそのプラスを生かせていません。
苦しい形勢でも、相手が間違えば逆転する可能性がありそうな手を狙うのが理想です。
△5七銀では代わりに△2四桂と指してみたいです。
これが逆転を狙う一歩です。
△4六歩▲4八金の交換を生かす手です。
次の△3六桂は許さないでしょうから、おそらく受けると思います。
一番自然なのは手順に攻防に利かす▲5四馬でしょう。
それには△4三銀と一旦自陣に手を入れます。
▲4三同馬や▲6四馬、▲4四馬、▲5五馬はいずれも
△3六桂の筋が残るのでやりにくいでしょう。
△3六桂を防ぐなら▲4五馬が一番妥当ですが、
それなら△5七銀と打ちます。
58手目で単に△5七銀と打った本譜と比べて下さい。
穴熊は△4三銀で少しだけ囲いが固くなり、△2四桂が入り、
攻めに厚みが加わっています。
それでも厳密にはまだ苦しいかもしれませんが
切れ負けのような時間のない将棋ではどうなるかわからないでしょう。
ちなみに64手目の△3一金が敗着で、代わりに△3二銀とコメントされていますが
△3二銀には▲5一金ぐらいで負け筋です。
以下、△同金▲同飛成△4一金なら、▲同飛成△同銀▲4二金ぐらいでも
振り飛車玉に厳しい攻めがないので勝てないと思います。
早指しで勝つには
1.形勢判断が正確に出来ていること。
2.形勢が苦しい終盤では直線的な指し手は避け、
相手が嫌がるような曲線的な手を指す。
がポイントだと思います。
攻めがいつも直線的過ぎるのが最大の弱点ですね。
2013/12/04(水) 10:55:30 | URL | T #L95l6OL. [ 編集 ]
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