自戦の検討と、将棋仲間との交遊録。twitterアカウントは、『@ike_rui』です。
3月31日 加瀬教室
桜は今週末が見ごろ。
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プリンちゃんと築地川公園でお花見をしました。
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いつも鳩を追いかけます。
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午後から本八幡の加瀬教室へ。この日の講師はA級に昇級した木村一基先生。
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木村先生のファンが集まり、お祝いムード。
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上手に位を取らせない、木村メソッドを採用した。
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▲自分×△木村一基九段(飛車落ち)


手合い飛車落ち。下手は三間飛車を採用した。
駒組みを完成させ、40手目▲7五歩で開戦した。
43手目△8五歩の突き捨てが上手の趣向で、8筋に歩を垂らさせるキズが残ってしまった。
62手目▲4五桂の跳ね捨ての非常手段で角を逃がす。
69手目△7三同金に対し、すぐに▲同銀と取らず、先に▲8三角と打った手が勝着になった。
一間龍を見せつつ、最後に馬を引いて勝ち

感想戦で教えていただきました。
「▲8六歩と突く形は、△8五歩の突き捨てから8筋の垂らしを見せられる。
 この筋は平手の相振り戦でも出てくるので、覚えておくように。
 安全に組むなら▲8六歩と突かない。その場合は8筋から上手の金に進出されないように注意。
 ▲7九角から飛車先の歩を換えて、▲5七角と転回する。」

 

もう一人の講師は奨励会三段の岡部怜央先生。
2011年の小学生名人戦で準優勝。山形出身で19歳の先生です。
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▲自分×△岡部怜央三段(飛香落ち)


2局目は手合いを変えて、飛香落ちに。野獣流定跡で1筋を強襲した。
26手目▲2二龍で、飛車と角桂の2枚替えに。
30手目は▲5三桂成と先に成り捨てたが、ここでは▲7五桂と重ね打つ手もあった。
32手目▲3一角に対して、両取りを防ぐには△5二飛しかない。
角を切り、36手目▲4三金で飛車銀両取りに。
下手駒得だが、44手目▲5四金が疑問手で、▲4三金とかわすべきだった。
45手目△3五角から馬を作られ紛れてしまう。
65手目△2八成香に対し、下手玉は詰めろでないと判断し、▲5三銀と打って上手玉に詰めろ。
77手目△6二銀に対し、ノータイムで▲4四馬と引いたが悪手で、
ここで▲8四桂以下、上手玉に詰みがあった。
最後に▲8四桂に気づいて、勝ち
本譜で採用した泉正樹七段考案の野獣流飛香落ち定跡は、
20年前の平成11年将棋世界10月号付録掲載で、まだ岡部三段が生まれる前とのことでした。


打ち上げは、木村先生の順位戦昇級祝賀会に。
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お祝いの花束を贈呈。A級でのご活躍が楽しみです!
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