自戦の検討と、将棋仲間との交遊録。twitterアカウントは、『@ike_rui』です。
5月12日 湾岸将棋教室
この日は豊洲のシビックセンターへ。
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この5月から、湾岸将棋教室に入会しました。
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入会した理由は複数あって、
・先日体験受講した山本博志先生の講座がとてもよかった。
・講師の数が多く、バラエティに富んでいる。
・先生方が若くて指導熱心。
・勝どきの自宅から近い。
・少人数制のため、駒落ち対局だけでなく、平手の局面の見解を聞くことができる。
・三間飛車の専門家(山本先生・杉本先生)に教われる。


山本博志先生にご指導いただきました。
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▲居飛穴×△三間飛車の局面指定で、ポイントを教わりました。
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▲三間飛車×△居飛穴


三間飛車における対居飛穴戦について、非常に重要なポイントを聞くことができた。

・ノーマル三間飛車の目的は「飛車交換」か「飛車を働かせること」。
 いかにいい形で飛車交換を図るか。
・端歩、高美濃、石田流本組みにする手は、手数がかかり甘い。
・居飛車の金銀がくっつく手は価値が高い。くっつく前に、飛車交換に持ち込む。
・桂香はどうしても取られるので、互いに拾い合う。


戸辺先生。
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杉本先生にも教えていただきました。
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▲自分×△杉本和陽四段(飛車落ち)


下手は三間飛車。すべての歩を突く木村メソッドを用い、上手に歩を交換させない。
囲いは銀冠にしたが、結果的に最終盤で寄せに役立った。
飛角桂を好位置に配して、54手目▲8五歩から手薄な8筋を狙う。
62手目▲8四角で、角金交換の駒損だが飛車を成り込ませて下手優勢。
76手目▲5三金は疑問手で、▲3二金と守備の要の金の方を剥がすべきだった。
100手目の▲3二銀も悪手で、下手玉に詰めろはかかっていないため、
ここまで寄せを急ぐ必要はなく、じっと▲4三金がよかった。
110手目▲1一龍が詰めろで、勝ち


湾岸将棋教室は、私のニーズに合った非常にいい教室でした。

平手でも指せる点と、対局中に講師に質問できる点がよかったです。
指導対局は勝ち負けではないので、対局中に質問をすることは別にズルではないと思います(笑)。

「特定の戦法のポイント」
「その局面における考え方」

の情報を得られることに高い価値があると考えます。

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