自戦の検討と、将棋仲間との交遊録。twitterアカウントは、『@ike_rui』です。
廣森三段による棋譜添削
Twitterで、廣森三段が棋譜添削をしてくれるとのことだったので、添削をお願いしてみました。

無題


▲自分(三間飛車) ×△相手(居飛穴)



添削をお願いしたのは、三間飛車対居飛穴の棋譜にしました。

■指し手にいただいたコメント
A・31手目 
この前の30手目64歩は隙を作った手に見えます。 
ここで65歩、同歩に同銀か68飛か。
同銀は86歩、同歩、45歩と軽く動いてくる手が気になります。
33角成、同金で41金が浮いていますが、86飛と46歩が残り振り飛車が少し不満です。
68飛は同じように86歩、同歩、45歩なら65飛で77角成、同桂の局面は振り飛車持ちです。
以下88角は85桂、99角成、74歩で先に香損ですが捌けます。

B・33手目 
ここでも65歩が有力です。同歩は同銀で64歩に74歩から大捌きを狙います。
45歩は64歩、52銀、77角で拠点がある分得ですね。

C・35手目 
揺さぶりですね、好手です。
31金を急ぐべきか84飛の前に94歩(居飛車の税金)が必要でした。
本譜は単純に手損になりました。
また82飛では94飛が優ります。

D・39手目 
逸機。73角成なら決まっていました。
同桂、74歩、同銀、同飛、72歩、64飛で飛車成や74歩が残ります。
角銀交換ですが飛車の働きの差が凄いですね。
これこそ、堅い・攻めてる・切れないです。

E・53手目 
25歩、同歩、同桂も有力に見えます。
角がどこに逃げても45歩(取れば23歩)があります。
よく見ると予想以上に厳しそうですね。

F・55手目 
この垂らしは受けたくないです。
74歩、同飛、同飛、同歩、71飛で桂を取って23桂を狙えば振り飛車勝てそうです。
香を取って27香〜25歩も厳しいです。
68歩のせいで相手からの69飛が角桂取りにならないじゃん、ラッキーくらいの感じでいきましょう。

G・63手目 
コビンが開くのが嫌ですが同歩が良いですね。
本譜67角が思った以上に厳しかったです。

H・69.73手目 
どちらの局面も67角と粘りたいです。受けの時は攻める受けに好手は多いです。


■総括コメント

・三間飛車での居飛車穴熊対策には、トマホークや地下鉄飛車など端を集中砲火する戦法がある。
・今回のように普通に組み合っても互角以上に戦える。どの作戦を選ぶかは自由。
・今回添削したポイントを挙げると、「飛車交換を積極的に狙っても良い」。
 相手は穴熊だが、桂馬・香車を持った時に使い勝手が良い方は振り飛車。
 意外と高美濃の方が堅いこともよくある。
・飛車交換した後の数手先が読めれば、居飛車穴熊攻略がもっとよくなる。
・振り穴にするのも一つの手。同じくらい堅くなる。ただ居飛車側から見ると安心して組める。



かなり詳細なコメントをいただいて、大変勉強になった。
39手目に▲7三角成と切っちゃっていいのは、発見でした。

全体的な構想として、飛車交換を迫って、桂香を拾って穴熊攻略を狙うのはよさそうです。
「相手が穴熊でも、桂馬・香車を持った時に使い勝手が良い方は振り飛車」
というのは新しい視点でした。

廣森先生、ありがとうございました!
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