自戦の検討と、将棋仲間との交遊録。twitterアカウントは、『@ike_rui』です。
御徒町戦記
夜に御徒町将棋センターへ。
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▲自分 三段×△相手 三段



過去に何度も対局した常連さんと手合いがついた。
戦型はいつも通り相穴熊で、飛車を交換してと金の寄せ合いに。
私の38手目▲7五桂は悪手で、▲6九金引が最善だったようだ。
45手目△7六桂が自玉への詰めろではなく、私の方が先に相手玉に到達し、勝ち


42年前の1978年に発売され、棋書ミシュランでS評価の『東大式将棋必勝法』
谷川浩司先生のお兄さんである俊昭さんをはじめとする、
当時の東大将棋部員が執筆した、実戦的な将棋格言集だ。
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78Pに、「穴熊には大駒を切って攻めよ」の章には、

穴熊には2つの弱点がある。
ひとつは、金銀以外の駒は穴熊の受けには役に立たない。
桂香は利きが防波堤にしか過ぎない。飛車角は接近戦では金銀に働きが劣る。
金銀を渡さないよう、穴熊には飛角桂香歩で攻めるべき。
ふたつ目は、穴熊の玉は逃げ場所がないので、行動範囲の広い大駒で追う必要がない。
玉を薄くして、接近戦に強い金銀で迫るべき。


と記されてある。穴熊攻略の要諦だと思う。


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