自戦の検討と、将棋仲間との交遊録。twitterアカウントは、『@ike_rui』です。
松尾流アナグマ崩壊
昨日の練習会は、仕事で参加できず。
『天下一将棋会2』をPLAY。

戦型は、相手の先手中飛車に、私の松尾流穴熊となった。

△自分×▲相手


鉄壁の松尾流穴熊で優位を築いたものの、終盤失速し、負け
激指推奨の76手目△2九銀の打ち捨ては、想像すらできず。

激指の棋譜解析結果は、下記の通り。
03081.jpg
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改心作
 4枚で固めて、飛車角歩で、手にした手腕は、部分的に定跡になるほど、見事な攻めだった。
 着地、失敗の一局を振り返ってみよう。

 52手目。▲8九歩成。【局面展望】
 コメントに「やや良しか?」と、外交辞令を載せていたが、歩切れとは言え、文句無しの桂得で、問題なく優勢だ。▲6三となら悩むが、▲6三銀成では、この駒が重いので、攻めのパンチ力も無さそうだ。

 54手目。△5五同歩。『疑問』のコメントが、疑問。
 △8六角は、一目の手だが、角交換後▲5四歩の取り込みがきつい。歩切れでもあるし、ここの▲同歩は及第だったのでは無いだろうか。寧ろ、イケ麺子の落ち着きを感じたが…。

 59手目。▲6三飛成。悪手。
 ▲6三飛成には、具体的な意味が無い上、そうで無くても飛び出したい角を△8六角と指させたクレタのだから、ありがたかった。
 ここは並に、▲6九飛成だ。こうした際、後手の手筋は△6二飛と飛車交換を迫る手だが、それには▲5一龍の角取り(▲8一龍でも悪くないが)があるので無効。
待望の△8六角でも、▲5五角と躱せば今度は、後手の飛車角の関係が重く成っているのが判るだろう。

 68手目。△8九飛成。やや疑問。
 法則としては、『矢倉には、2段目。美濃は1段目』と私の研究の成果では、こう成っている。また、現在、端(玉頭)に綾が突いている事を考えれば、△9九とと香車を駒台に乗せたい意味もある。△1二香や△2四香の意味だ。
 手の広さを考え合わせても、邪魔な渡金を動かしながら、相手の手を見てから、△8八飛成なり、△8九飛成と攻め方に含みを持たせたいと考える。

 71手目。▲5八金打。この際の好手。
 思わぬところでの投入だが、△7九龍しかないのなら、後手の龍の動きが不自由で、ギクしゃくしている。
 先手は、変な所に飛車が成り、変な角を打ってしまったが、玉を固めて、待つ感覚は悪くない。
 攻め駒不足だが、こうして時間を稼ぎ、飛車角を要所に再配備できれば、端を気持ち悪くしているので、コレからの勝負と観た。

 72手目。△7九龍。良い辛抱。
 それでも、△6九竜と逃げる寄りはましで、▲5九金寄△7九竜なら、殆どの人が普通に、▲6九歩と埋めるのではないだろうか。コレは、相当に堅い。
 ここは、イケ麺子の判断が、機械に勝ったと考える。

 74手目。△7四角。大悪手。
 ▲6三飛成のお返しで、0手で好所に龍を運んであげた。優勢がフイに成っただけでなく、相手の失点分も加算された(羽生説)。
 龍取りとハードな手を指した継続手が、△5六歩というのも感触が悪い。手の流れとしては、△4七角成で無ければ、可笑しい局面だ。
 そもそも、角の利きに歩を置くこと自体間違い。恐らく、時間切迫で、手が浮かばないことに拠る直接手と思うが…。

 78手目。△5七銀。敗着。
 △4二歩なら、未だ々だった。

 この将棋は、△7四角から迷宮に入り込み、脱出出来ぬまま、成す術なくヤラれた将棋だった。
 考えて、分からないのなら、△9九とと香を拾って置けば、物量は使わなければ減らないので、それなりの利は残った。「駒得は、嘘を吐かない」。
 そして、攻めては△2四香と置き、桂馬とりだから相手が動くので、それに沿って自分が指すべき手が、見えてきたのかもしれない。
 例えば、△7四角で△9九とが指せれば、先手の▲7二竜や▲6一龍と指せ無いという制約を掛ける結果になる。龍が動けば、△5四香の田楽刺しが生じるからだ。
 そこで、▲4四角は考えられるが、おとなしく△1二香と自玉の安全を期す手順だって味が良い。確かに、角のラインは不気味だが、龍が遊び、手駒が少ないので、寄せには成り得無い。
 一方、後手方は、自然に5筋、4筋の歩が切れたし、この筋の叩きと、場合によっては、△1六歩の反撃も有るので、ジックリ局面を眺めることが出来る。その分、先手が、急かされていると言う意味だ。
 特に、明解な局面で無い場合は、自分からドタバタせず、むしろ「次に相手は、何処を攻めて来るカナ」と考え、それに対する受けの手を指す位の心持の方が、勝機は多いだろう。
 この辺りを改めたら、入品は、もう貴方のモノだ。
2012/03/10(土) 08:09:09 | URL | 暢 志忘 #- [ 編集 ]
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