自戦の検討と、将棋仲間との交遊録。twitterアカウントは、『@ike_rui』です。
玉頭桂でトン死
将棋倶楽部24でのレーティング対局。

△自分(R1600)×▲相手(R1600)



相手の居飛車左美濃に、コーヤン流三間飛車で対抗。
玉頭桂を打たれ、トン死し、負け


激指の棋譜解析結果は、下記の通り。
03261_20120326234125.jpg
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自然志
 本局をイケ麺子は、「頓死負けという」。悔しかったのだろう。だが、私は、77手目に▲7四歩と打ってからは、先手がズっと優勢と観る。
 序盤の銀得が、慢心に繋がったか、油断と成って現れたか、その当たりを検証して見よう。

 38手目。△7三桂。緩手。
 この局面では、1手の価値に乏しい。逆に▲6五歩だって心配なので、先に△4四銀が手順。
 玉のコビンの薄さを気にしたのだろうが、①△5一角~△7三角の味が消える事。②端が薄くなること。③△6五歩からの銀桂交換に持ち込んでも、守りの桂と銀の交換では、そんなに得で無い事。の理由で、この手は、後回しにするのが振り飛車感覚。

 48手目。△3三角。佳手。
 △4六歩と仕掛けたいのを、後回しにして、角を引く感触が良い。

 62手目。△4四角。的を射た、切り替えし。
 飛車金取りで、一瞬、アッと思ったが、冷静な読みだった。強くなった。感心する。

 66手目。△3五同歩。佳手。
 自然の手に悪手無し。形勢有利なのだから、コウ取って、苦し紛れに暴れてくる先手を捕まえる発想で良し。

 74手目。△5五同金。自分から動いてどうする!。
 形勢が良い場合は、受身に指す方が勝率が上がる。本局の場合は、相手の攻めを看破して、予め受けるとか、自陣の遊び駒を中央に使っておくという発想だ。
 私なら、△4四銀と使っておく。どちらかというと、▲5六金は離れ駒の類。これは、目標にする駒で、交換して捌かせては旨味がない。
 この手を境に、先手が息を吹き返した。

 84手目。△2九龍。【局面展望】
 この局面だけを観れば、イケ麺子の桂得だが、後手を引き、桂頭に弱点がある上、馬が手厚いので、先手持ち。まして、銀得の序盤から考えれば、精神的にはヤラレ気分だろう。

 94手目。△6八金。…。
 本人も、重いと考えていたのだが、手が浮かばなかったのかも知れない。現在の焦点は、玉頭。実は、直前の▲7六同馬は有り難い手だった。この馬は、王手のラインに置かれる方が、きついのだ。
 ただ、次に▲7四歩や▲8五桂が入ると、後手陣は持たないので、何とか玉頭周辺に先手で、味方を増やす手を捻り出さなければ成らない。
 この発想で、桂があれば△6四桂と攻防に置きたい所だが、無い袖は振れない。だから、△7五歩と最強の馬に働き掛けるしかなかった。▲同馬なら△7四銀の投入。▲4三馬の金取りも△5二銀と先手を渡さないで受ける。
 これも、毎度の事だが、駒台と相談して、攻めて欲しい。1枚しか無い金を▲6八金はナイ。金を攻めるのは、△6九銀だろう。
 でも、1番多いのは、歩なのだから、△7五歩~△7七歩に思い当たっても、不思議では無い。兎も角、安い駒で、高い駒に働き掛ける事。コレが、「藁しべの法則」だった筈。

 98手目。△7八金。敗着。
 攻めてくる相手に、手駒を増やしては、寄せが早く、充実する。確かに、金は、質駒だが、先手から解すと△同歩成が自玉に影響する分、精神的な負担は計り知れない。
 寄せの強弱は、こういう基本を理解しているかだ。手が読めるという事とは別の話しだ。

 最後は、自ら招いた飛車に、命脈を立たれた。
 1手、1手の指し手には、「なるほど」という手が多くなっているが、入品を目指すなら、全体の流れから、次の手着手を判断して欲しい。
 升田九段は、この辺りの事情を、『着手小局。着眼大局』と揮毫に残している。
2012/03/27(火) 11:12:02 | URL | 暢 志忘 #- [ 編集 ]
いけるいさんに必要なこと
久しぶりに棋譜拝見しました。

正直、相手のミスに乗っかって優勢を築いたが非力ゆえ勝ちきれなかったショボイ棋譜との印象です。

手の善悪を吟味することよりも
1つ1つの局面で
「何を考えるべきだったか」
丁寧に考える必要があると思います。


例えば
5五金と出た局面では左銀が遊んでいることに注目しなければいけません。
また、遊び駒は目標にする駒ではなく相手にしてはいけない駒(三段未満の方はよく勘違いされていますが)という感覚が大切です。

同様に
6八金の局面では
玉の安定度・一番働いている駒を考える必要があります。パッと見、馬が手厚い上に自玉には6五桂や7四歩があり受けなければならない局面という印象を受けます。
(僕は7七よりも7六の方が馬が好位置だと思います)

良い手悪い手の確認も大事ですが、今は何故悪手を選んだのかをもう一度考えてみてください。

ついでに下のコメ主さんと手の善悪が違いますので差異のあるところのみ表記します。

38手目。△7三桂。
8四歩との比較で迷いますが
僕は7三桂を支持します。将来的に6二飛と回る構想があるのなら最善手といっても過言ではないでしょう。5三の銀は右辺に使いたいので極力4四銀は避けたいですし、三間らしくないです。居飛車を持って4四銀とされたらヘボと思うかもしれません。(既に居飛車組み負けてますが)

66手目。△3五同歩。
はっきり緩手。この歩を取ってるようでは駄目。捌くということを分かってない一手。
同歩3四歩2五桂の展開は一手パスに等しい。僕なら4六歩か5五銀かで悩みますが4六歩が突き得かと。

それでは!
2012/03/27(火) 18:37:21 | URL | 北陸の住人 #3un.pJ2M [ 編集 ]
皆さま、コメントありがとうございます。

暢 志忘さんのコメントから。

>38手目。△7三桂。緩手

自玉のコビンの薄さが気になり、右桂を跳ねました。私は、跳ねるケースが多いです。
私の角は相手玉を睨む位置にいるので、△5一角、△7三角の転回は考えていませんでした。

>48手目。△3三角。佳手

角を引っ込め、アタリの強さを緩和しました。

>62手目。△4四角。的を射た、切り替えし

▲5三角を打たれて、「ゲッ!」と思いましたが、△4四角を発見でき、難を逃れました。

>74手目。△5五同金。自分から動いてどうする!。

コメントをいただいた皆さんから、この△5五同金が悪手と指摘されました。

この局面では、堅い・駒得なので、
「飛車が成り込めればイケるだろう」との考えがありました。

△4四銀と離れ駒の銀を活用するべきでした。

>84手目。△2九龍。【局面展望】 この局面だけを観れば、イケ麺子の桂得だが、
>後手を引き、桂頭に弱点がある上、馬が手厚いので、先手持ち


指しているときは、龍ができ、自玉はゼットで、
駒台に角金銀桂勢ぞろいなので、寄せられると思いました。

>94手目。△6八金…。手が浮かばなかったのかも知れない
 
ここは手が浮かびませんでした。
△6八金と打ち、▲同金、△同歩成、▲同飛、△7九銀は、自分勝手な読みです。
指していたときは、△6八金、▲8七金、△7九角を考えていたのでしょうか?

>98手目。△7八金。敗着

金を清算し、相手に金銀4枚を渡し、詰まされました。
103手目の▲7四桂で、即詰みだったようです。

本譜は序盤駒得し有利だったものの、終息して負けでした。
△6八金、△7八金の寄せが、マズかったですね。
2012/03/30(金) 21:37:33 | URL | いけるい #- [ 編集 ]
北陸住人さん、コメントありがとうございます。

本譜はショボイ棋譜ですが、上達のためには敗戦譜を検討した方がいいですね。

>手の善悪を吟味することよりも、1つ1つの局面で
>何を考えるべきだったか」を丁寧に考える必要があると思います


局面ごとでの指し手の善悪を考えることが多いですが、
同じ局面は出ないので、「考え方」を検討することが重要ですね。

>例えば、5五金と出た局面では左銀が遊んでいることに注目しなければいけません

左銀が遊んでいることに目が向けば、5五の地点を目指ずべきなのは、
金ではなく、銀であるべきでした。

>また、遊び駒は目標にする駒ではなく相手にしてはいけない駒という感覚が大切です

それは初めて聞くので、覚えておきます。

>同様に、6八金の局面では、玉の安定度・一番働いている駒を考える必要があります。
>パッと見、馬が手厚い上に自玉には6五桂や7四歩があり、
>受けなければならない局面という印象を受けます(僕は7七よりも7六の方が馬が好位置だと思います)


94手目の6八金の局面では、持ち駒が豊富、龍が成り込んでいる、という点で、
私のほうが指せると踏んでいました。これが形勢判断の誤りでしょう。
受けなければならないという意識は、ありませんでした。

>良い手悪い手の確認も大事ですが、今は何故悪手を選んだのかをもう一度考えてみてください

94手目では、形勢判断の誤りにより、受けるべきところを受けなかったのがマズいですね。

またぜひコメントください。
歯医者さんも、北陸住人さんのコメントに注目しているそうです。

では。
2012/03/31(土) 12:10:06 | URL | いけるい #- [ 編集 ]
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