自戦の検討と、将棋仲間との交遊録。twitterアカウントは、『@ike_rui』です。
5月9日 将棋部練習会 その2
5月9日の将棋部練習会。
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▲自分×△Tさん


戦型は、Tさんの天守閣美濃に、私の三間飛車。棒銀に対し、無理にさばきに行ったら銀損する。
76手目△8四角の詰めろ龍取りを見て投了、負け

激指の棋譜解析結果は、下記の通り。
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感想戦での指摘は下記の通り。
・相手が急戦の場合は、形を決めすぎない(=高美濃にしてしまわない)。
 ▲3九玉型にし、待つ。左金を4七に上げず、5八に置いておく。
 相手が急戦でないと判明してから、高美濃にする。
・71手目▲6二角成が敗着だった。
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コメント
コメント
どうもお世話になりました。

自分が指した将棋にコメントするのも少し変な気持ちですが、
補足的なことも含めてコメントします。

33手目の▲6八角。
ここは感想戦では指摘しませんでしたが、
角を引く手は振り飛車にとって少し損な意味があります。
▲2六歩が既に突いてあって、▲4五歩~玉頭攻めが狙える場合はない手ではありません。
ここでは▲2六歩の方が実戦的に嫌でした。
以下、△7六歩▲同銀△7二飛▲6五歩△7七角成▲同飛△5三銀が最も定石的な進行例です。
その後、▲6七銀~飛交換か、▲7三歩△同飛▲8二角の展開が私の実践的には多いです。
その展開でも形勢は、振飛車の構えが高美濃で少し薄い分、
若干居飛車が優勢だと思います。

75手目に▲3九銀としたので、△8四角で
終了となってしまいましたが、
ここでは▲6六角が最善のようです。
▲6六角以下の進行例は、△4四角▲同角△同歩▲6六角△4一金▲2六銀
(▲2六歩は△3七香以下寄り筋)△6九飛成▲9三角成△6六香です。
厳密には居飛車優勢に変わりないようですが、
時間が少ない将棋で、粘られると間違える可能性もありました。

また、宜しくお願いします。





2012/05/11(金) 00:09:20 | URL | T #L95l6OL. [ 編集 ]
おしかったですね。
もう少しで勝ちになっていた将棋ですね。
おし勝ったと思います。
2012/05/11(金) 00:13:42 | URL | たくちゃん #- [ 編集 ]
弱点
 攻めは、イケ麺子将棋の最大の特徴だが、本局は、堅い岩石に突貫攻撃をかけて、潰れた感じだった。
 攻め一本で、通じる級位者どまり、その上を目指すなら、『待つ』という考え方をもっと意識しなければ、イケ無いだろう。
待つというのは、文字とおり待機する意味もあるが、直線コースを取らず、曲線コースを苦にしないという意味も多いに含んでいる。
 では、何故直線コースを選択してしまうのか、自ら動いてしまうのかといえば、それは、目標が明確で、安心できるという心理からだろう。
 しかし、明解な手順とか、明解な勝ちというのは、余程、実力に差がある人と指した場合か、形勢が大差になった時ぐらいで、殆どが微差の局面が普通なのだと思っている。
 だから、強い人は、自陣を万全にして、相手のミス衝く感じの指し方を採る事が多いと感じる。

 32手目。△7五歩。【局面展望】
 確かに感想のとおり、▲3九玉型で待機するのも一つの考え方と思うが、すると序盤早々穴熊に籠る変化を失うことになる。まぁ、美濃も堅いと割り切ってしまえば、小さな事かもしれないが…。
 ちなみの大山名人の実戦譜や、羽生2冠の「羽生の頭脳」では、▲4七金を指さずに、入城後、5筋から3筋の歩を突いて、待っている戦型が多い。
 実は、私も先日の職団戦で、この戦型を経験した。私は四間飛車だったので、本譜とは1手違うが、△4四銀~△3三銀型を意識するあまり、早めに高美濃に組んだら、△6四銀戦法(人によってはて、斜め棒銀とも呼ぶ)に、苦戦してしまった。
というのは、高美濃にすると低い陣形だから有利という抽象的な事ではなく、捌き合の変化で、金が6筋を固めていないため、居飛車に攻め込まれ変化があり、大変だったのだ。
 さて、この図を改めて俯瞰して見ると、全く、不自然な形ではない。そして、感想にあるとおり、△6四銀を見て、コウヤン流を諦め▲6七銀と上がるなど、指し方に弾力的な選択をしている。私は、コレをイケ麺子の進歩と観る。

 33手目。▲6八角。普通の手だが。
 何もコメントが無いということで、この手しか見えなかった仮定して話を進めるが、概ね振り飛車の切り札は、▲6五歩だ。棒銀と違い▲6五歩は、角交換狙いと共に、出てきた銀にも歩が当たるので、反撃手段としては格好だ。
 職団戦では、先の△7五歩で20分くらい考えて、▲7五同歩と銀を呼び込む変化を決断した。だから、コレが正解と、押し付けるのではない。定跡形と彼我の陣形の僅かなさ違いを見極め、定跡を超える努力をして欲しいのだ。
 例えば、「振り飛車には角交換を狙へ」という格言があるから、切り札の▲6五歩は一番指したい手だったが、▲6五歩△7七角成▲同飛△5三銀と引き上げられると、後の先で、次の△8六歩があるので、面白くない。
 だから、踏み込んで、△7五銀と呼び込んでから、▲6五歩を狙えば前の変化のように、銀を格好善く活用される事はないと考えたのだ。
 だが、実戦の推移は、納得行くものではなかった。そこで、対局後、どこが可笑しかったのかという反省が無いとこの将棋は結実しない。
 イケ麺子の採った△7五歩に触らない▲6八角も一つの考え方で、後に▲2六歩~▲4五歩の格好を取り、▲2五歩から直接△3三玉に働き掛ける展開を意識した手というなら、これもアリかなと思った。

 40手目。△8八歩。居飛車らしい仕掛けだが…。
 確かに、これで桂損確定だから、居飛車良しの匂いがしないではない。だが、真の振り飛車党なら、ここからが腕の見せ所と考える。この歩は確実な手でも、重いと映るからだ。

 41手目。▲7三歩。悪手。
 精算あってか、感情に任せてか、叩き合に出た局面だが、どの位読んでの攻勢か、読み筋の「公開請求」をしたい。
 私なら、重い手を指させた瞬間を捉えて、▲6七銀と飛車交換を望む。アッサリ、交換に応じてくれるなら、互角。一番打ちたい△7九飛は、角の効きでNG。
 △8九歩成と先に桂を存するが、何れは、取り返しが効きソウだし、後手の角は、△6四銀が邪魔をして活用できないが、先手は、1回▲4五歩と突けば活用できるので、駒の効率手は、先手が勝っている。

 54手目。△8九歩成。【局面展望】
 双方駒を取り合って、実質、後手の銀得。後手の銀は成銀となって竜と連携して、寄せの一翼を担っているので純粋な成り銀得なのだ。後手が勝勢に近い形勢だ。
 そして、後手玉はけっして堅くは無いが、先手の飛車角から遠い。「上段の玉、寄せ難し」を、序盤から意識した陣形が、この終盤に来て生きている。
 その意味で、振り飛車側は序盤で▲2六歩を突いて、『冗談の玉』にしておく手順が好ましいのだが、本局は入る隙が無かった。この手は、▲2五歩の直接手もあれば、▲2七桂と「桂を控えて」活用して、▲3五歩と玉頭線で△2三玉型を攻略する工夫をするのだ。
 ところが、最後に来て、先手に一発があったのだが…。

 55手目。▲4五桂。悪手。
 攻めるべき玉は、2三の高みに居るのに、▲4五桂の意図は5筋の攻撃だろうから、方向違いだ。ここは、指すべき手が分からず、迷子状態になっていると思う。
 私なら、▲3五歩と非常手段に訴える。△同歩なら、▲3六歩の合わせ歩。更に△同歩なら一発▲3五桂を放ち、敵玉にも怖い目をみてもらう。局面としては、負けだが、勝負手として、どちらが迫力があるかだ!。
 若しくは、▲2六歩も無いではない。先の▲2五歩や▲2七桂を狙うことに成るのだが、後手に香車を持つ手が控えているので、結局この手を指すには至らないような気がするので、▲3五歩と考えるのだ。

 75手目。▲3九銀が敗着。
 終盤の忙しいところで、△3九角を防ぐだけの▲3九銀では、悪い将棋をひっくり返せない。ここは、ジックリ、攻防の手を探したかった。
 私なら、▲6六角と置いてみる。コレ自体、後手陣に対する「詰めろ」ではないが、狙い筋の△3九角を受けながら、龍で△4二金にも当たっているので、天守閣も揺らぐ。

 将棋会の至言で、『三手の読み』というのがある。何を今更と、言われそうだが、案外コレが実行できないし、コレを実行できれば、それだけで指し方が変わってくるのだ。
 その意味で、本局のイケ麺子の一局を振り返ると、今ひとつ、読みが入っていないというか、攻防に深みが無い気がしてならない。
 特に、敗着▲3九銀を見るに至っては、その感が深い。私も、直感派なので、偉そうには言えないが、目についた手を、パっと指しているようにしか映らなかった。
 実は、パっと手が浮かんだところは、着手と言うゴールでは無く、読みで検証するスタートラインでしかないのだ。
 勿論、イケ麺子が、手を読んでいる事は、承知していると積もりだ。20分切れ負け将棋で、何度も切れ負けているからだ。
 それは、指すべき1手を模索しているというより、無から1を発見する作業をしている様な感じだ。だから、それが浮かんでから、検証する時間が無いか、少ないから、読みが点でしかなく、線(3手の読み)に繋がってこないのだと思っている。
 それを、どう克服して行くか…。今のように、実戦を指し捲くる(というほど指していない気もするが…)という従来型でゆくのか、何か質的改善に取り組むのか。そこまで、真剣に成らないのか、行き方は色々だ。
2012/05/13(日) 08:25:10 | URL | 暢 志忘 #- [ 編集 ]
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