自戦の検討と、将棋仲間との交遊録。twitterアカウントは、『@ike_rui』です。
御徒町戦記
山下さんと一緒に、御徒町将棋センターへ。

1局目 ▲自分二段×△相手二段
二段の青年と対局。相手の居飛車銀冠に、三間飛車で対抗した。
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劣勢の将棋を逆転。相手の王手ラッシュをかわしきり、勝ち
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激指の棋譜解析結果は、下記の通り。
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2局目 ▲自分二段×△相手二段
二段の青年と対局。相手の左美濃に、石田流本組みで対抗した。
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即詰みに討ち取り、勝ち
_R001_20120522224440.jpg

激指の棋譜解析結果は、下記の通り。
05227.jpg

今日は、2戦2勝
ガード下の居酒屋で、軽く打ち上げをして帰る。
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コメント
コメント
1局目の開始局面からの手づくりについてコメントします。

1手目の▲6八飛から、▲9六歩、▲9八香、▲7八飛と連続して手待ちのような手の繰り返しですが、
その間に△5四銀、△3二金、△7四歩、△6五歩と指され、
この4手では相手の方ばかり効果的な手を指されています。
この辺の指し方が▲7五歩を突かない三間飛車(コーヤン流)の課題なのだと思います。
私なら、1手目に▲5五歩と指してみたいです。
飛車が7筋にいれば、△7四歩には▲5九角で飛車が働いてきます。
▲5五歩以下の進行例は△3二金▲5六銀△7四歩▲5九角・・となれば
まだ難しいところはありますが、
振り飛車が有望な気がします。
居飛車は金が離れているので、今すぐ動く手をやりづらい面があります。
常に攻撃形を意識した駒組みが大切で、
手待ちオンリーのような手ではなかなか
チャンスを生かせません。
2012/05/23(水) 00:14:51 | URL | T #L95l6OL. [ 編集 ]
コメントありがとうございます。

>1手目の▲6八飛から、▲9六歩、▲9八香、▲7八飛と
>連続して手待ちのような手の繰り返しですが、
>その間に△5四銀、△3二金、△7四歩、△6五歩と指され、
>この4手では相手の方ばかり効果的な手を指されています


▲9六歩は不要でした。相手は棒銀ではないので。
すぐには角に成り込ないので、▲9八香も不要でした。
相手が銀冠に進展させる間、三間飛車側も手を作るべきでした。

「常に攻撃形を意識した駒組み」が大切ですね。
この局面では▲5五歩・▲5六銀や、▲5九角・▲7五歩の仕掛けを狙うべきでした。
2012/05/24(木) 21:38:27 | URL | いけるい #- [ 編集 ]
お疲れ様です。
お疲れ様です。
1局目の将棋ですが47馬のところで39と
とされると後手が勝っているように思えますがいかがですか?
2012/05/25(金) 12:21:52 | URL | たくちゃん #- [ 編集 ]
コメントありがとうございます。

激指によると、1局目の将棋で、67手目▲3二金寄とした状況で、形勢はやや先手有利です。

後手の68手目の最善手は△3二同銀、
次善手が△8四角(詰めろ)。

68手目に△3九と(詰めろではない)とすると、
69手目に▲2一金(詰めろ)とされ、先手勝勢であるそうです。
2012/05/25(金) 23:59:32 | URL | いけるい #- [ 編集 ]
滅利止
 新戦場は、御徒町での2局を振りかえって見よう。

 3手目。▲9六歩。コメントが悪手。
「離れ駒に手あり」「銀頭に手あり」という。▲9六歩が+1点だとすれば、▲5五歩は+30点以上のイメージだ。
それを、「▲5五歩でも、よかった」は、序盤の触覚が鈍感過ぎはしまいか?。▲9六歩と突いても、マイナスの手では無にしても、優位に運べない。
 ここは、断固▲5五歩と開戦に踏み切りたい。△同銀▲6五歩△4五歩▲同歩△8六歩▲同歩△4六歩▲4八金引として、自陣に傷は残ったが、次の▲5六歩の銀只の権利と後手の離れ駒は、先手に比べモノにならない程の深手と診る。

 7手目。▲7八飛。もう訳が判らない手。
 桂が上がりそうだから、▲7八飛という意味なのだろうか。それなら先の▲6八飛は何だったんだろうという事のなる。6筋から仕掛けを未然に防いだ、▲6八飛のメリットを自ら放棄したのは、全く不可解だ。
 ここでも、▲5五歩と反発力のある手で攻勢を掛けたいが、もう、先のメリット(離れ駒)を失っているので馬鹿々しくもある。
 この局面は、角の運用を楽にする意味で、▲6九飛と待機するのはどうだろうか。△7三桂なら、▲5九角△6五歩▲7五歩△8六歩▲同歩△8四飛▲7九飛△6六歩▲同銀△4五歩▲5五歩△4六歩▲同金△6五銀の局面は、何とも言えないところだが、こういう展開も無い事は無い。

 15手目。▲4五桂。読みも、コメントも悪手。
 ▲5五歩△7七桂成▲同桂(▲5四歩は△7八成桂)△5五銀▲5六歩(単に飛車が成る手順では、▲5五歩の意味がないと考える)△6七歩▲同飛△6六歩▲同銀△8九角と呼び込んだ銀に一働きされそうで、良いところが見当たらない。
 つまり、「▲5五歩はない」というのが、私の結論。だから、▲4五桂はこの際の勝負手と考えるが…。

 16手目。△4五同歩。好手。
 形勢良しと判断して、小さな葛篭(舌切り雀)を選んだ。コレでも、後手良し。しかし、先手の注文に乗るので、やや物足りない感じがする。
 私なら、大きな葛篭の△5一角を選びたい。何としても、両取りのメリットを最大限に生かしたいのだ。
 ▲6六角と思うが、ごく普通に△5七桂成と駒得をする。▲同金は玉が薄いので、▲同角だろうが、ここで▲8六飛もあるが、更に▲4五歩と桂もご馳走に成れば、純粋な銀得。
 ▲6六角の王手なら、ありがたく△3三角と戻り、▲同角成△同金寄の味がイイ。これなら、お化けは出ないだろう。

 18手目。△3三同桂。普通か!?。
 私の感覚は、同金寄。こう取る方が堅い。また、何かの時の▲5五歩に△4三銀と引ける味に惚れる。飛香落ちで習い在る手筋だ。

 20手目。△4六歩。当然の「利かし」 か?。
 先手で、取り込んで、割り打ち(△5七角)の権利を得る手が悪いのかということになるが、デメリットだってある。逆に△4四歩だって急所なのだ。
 まぁ、手には表裏があり、このような兼ね合いをも考慮して、手を選ぶのが将棋というゲームの特性でもあるのだが、こういう細かいところで、強弱の境目がある気がしている。
 さて、何れ取り込む歩だが、私なら先ずは▲6四歩又は▲8六飛を考えたい。仮に、▲6四歩と桂馬を支えると、△7三角▲8六飛△6四角成▲8九飛成の手順なら、飛車先の軽さで、後手が断然捌けている。懸案の▲5五歩(銀獲り)が来るが、ここで始めて△4六歩と利かすのだ。金銀の取り合いは、この駒の現在の価値が雲泥の差なのと△8九竜とのコラボで、後手の勝勢。
 だから、▲4六同金と応じるしかなさそうだが、それなら△4五銀と更に金銀交換を迫って後手良しと考える。詰まり、一見怖い▲5五歩も、△4六歩~△4五銀があるので、実は1手の価値に乏しいのだ。
 また、単に△8六飛も有力で、ダイレクトに△8九飛成はイヤだから、気が効かないが、▲8八歩だが、△7六飛▲7七歩△6七歩▲同飛△8六飛で、後手が指し易そうだ。
 △6五桂とはね出した桂だが、既に後手側は桂を回収しているのだから、只取られても、「攻めの桂」と『守りの桂』の交換という事は、コレでだけでも後手が優位に運んでいる。
 だから、この桂は、取られても、囮位に考えておけば、精神的な負担も少ない。

 32手目。△9二飛【局面展望】
 私は、飛車角交換の局面は、確かに行け麺子の方が、悪そうだが、寧ろ苦しめの局面が若干差を縮めた印象を持った。イケ麺将棋の良いところは、大駒を切るのを躊躇しないところだ。飛車を渡すのが怖いと具図々逃げ回っていると却って傷口を広げるのだ。
 さて、▲6四角が好点で、△9二飛との交換は、大戦果。ここに逃げる必然性は在ったのかな首を傾げるが、後手は恐らく大部形勢が良いと感じていたので、こういう退嬰的なところに躱したモノと考える。
 イケ麺子の手番だが、一番指したくないのが、▲5三角成。△4三金と形善く引かれるのは、馬を作った位では追いつかない感じがするからだ。
 惚けて、▲8三角と飛車角交換を目指すのも早い手だが、これも2手一組で、実現できれば一人前でも、△9三飛と躱され、▲7四角成では冴えない。
 詰まり直接手では、善くならない気がするので、▲7七桂と手番を相手に委ねる手も考えたい。△6七成桂なら、▲5五銀と交換を挑む要領。手番の現在、勿論自力で▲5五銀もあるが、銀に当たりを掛けられた刹那に動くのは、先の△4六歩~△4五銀と同じ感触の手順だ。まぁ、この1手パスが緩手に成って、負ける場合も多々あるが…。

 51手目。▲3七銀。難しいが…。
 「銀は、千鳥に使え」という。本譜ように玉に紐を付ける手と▲2七銀の二択だが、手の感触だけで言えば、▲2七銀ではないだろうか。この位置は、銀冠の定位置であり、▲1七玉ともう一勝負を挑む場合、△1五歩の緩和にも成っている。
 また、▲4六金と桂を喰い千切る局面を想定すれば、△同歩が次の△4七歩成をみているので、銀への当たりがきつい位置だから、▲4六同銀の公算が強いので、桂の質を取って、自陣を緩和する発想は、相当考え難くなる。
 読みという根拠に乏しくて申し訳ないが、そんな気がした。この辺は、勘や運の世界かも知れないが。

 53手目。▲6一馬。感触の悪い手。
 流石に、△同飛は気にする必要が無いだろうが、質駒には違いない。私なら、▲5五銀とこちらの遊び駒を活用する。
△同銀▲4四歩が急所の叩き(送り狼の手筋=移動させた駒の位置を攻める)。△4四同銀に▲5五歩と手を戻して、次の▲5四馬の狙いが厳しい。

 しかし、▲4三金~▲4二金打と「寄せは、俗手で」を決行して、見事寄せ合い勝った。
 後手の失敗は、▲6二飛に対して、攻めに比重を置き、自陣を省みなかった事と考える。手順を尽くせば、1回は「大駒は近づけて受けよ」で、△5二歩と飛車筋を遮断する手を入れるべきだった。▲同飛成△4三銀と目標に成っている銀を手順に引き付ける手だ。
 何れにしても、△2一飛が何かの勘違いだったのだろうが…。

 さて、2局目の将棋も、イケ麺子の作戦勝ちの将棋に映る。最も、図を俯瞰すれば、目に付くとおり、既に△9三桂が奇異だ。このメリットを、どう勝ちにつなげるか、楽しみな将棋だ。

 5手目。▲4七金。嗚呼…。
 またしても、囲いのための囲いの手を指してしまった。詰まり、互いの駒組みの有利性と無理性を度外視して、形だけで高美濃に手を進めたのだ。
 前のコメントでは、将来の△5五角の筋に備えての▲4六歩だった筈で、こう構えたら次は討って出るのばかり思っていた。
 私なら、直感で指すなら▲4五歩。読みを入れるなら▲6五歩で開戦する。▲4六歩の時は、▲6五歩の開戦しかなかったが、今指された△4四歩をみて、コレを咎めたい気分が湧き上がるからだ。▲4四歩と取り込まれては、歩損の上、形が乱れるから△同歩。▲同銀で、この銀を後手は、どう追う!?。△5三金は重い形だし、△3三銀は、離れ駒で指しきれない。どちらでも、▲6五歩と先端を切って十分な棋勢が得られそうだ。
 単に▲6五歩の方が一般的で、△同歩と取ってくれるなら▲同銀で捧銀風に捌けるが、△8四飛と粘ってくる手を予想すると、一筋縄では行かない。以下、▲6四歩△同銀▲6五銀△同銀▲同桂△6四銀▲6六歩△7四歩▲7三銀なら、先手が指し易そう。
 ▲6四歩に、△同角の場合は、▲6五銀や▲8六歩と仕掛けの権利を握ったので、穏やかに▲4七金も悪い感触ではないと思う。

 8手目。△5二飛。ありがたい。
 こういう手は、飛車先を伸ばした2手や△9四歩・△9三桂が全く生きないので、反則の次にヤってはイケ無い手だ。平凡に、△8四飛で、何が不満なのだろうか。
 中央に飛車が回っても、▲6七銀・▲4七金のブロックが堅過ぎて、到底突破で出来るものではない。
 このように、形勢が芳しくない時に、自分から無理に手を創りに行くと、返って傷口を広げるとしたものなのだ。

 11手目。▲6五歩。イケ麺子の癖の部類。
 ▲6五歩は、銀桂の進出路だから、捌きという概念からは、出来るだけ打たない方が進歩が早いと考える。そうでなければ、イケ麺子の読みは、▲6五歩△5三銀▲7四歩だったのだろうが、コレは桃源郷の変化で、実現しない。

 13手目。▲5五同銀。悪手。
 これも、▲5五同銀と▲6七銀を同等に考えるコメントで、非常に宜しくない。将棋の場合、可也手が広いと思われる局面でも、最善手は1つなのだ。
 想像だが、▲6七銀△4五歩▲同歩△4六歩▲4八金引の局面を悲観して考えたのではないか!?。続いて、△3三桂位しか応援が来ないが、▲5六歩と銀を仕留めて、先手良し。仮に、△5六同銀でも、▲同銀△5五歩▲6七銀と引き上げておいて、▲6五歩と飛車の横効きを利かせておいた手柄で、これ以上後手の駒は前に出られない。
 そもそも、△5五銀は、筋悪の部類だから、コレにお付き合いする必要は無い。

 31手目。▲7二飛成。手もコメントも疑問。
 以前も述べたが、「美濃には1段目。矢倉には2段目」というのが、飛車を降ろす基本的な考え方。本局の場合は、▲7二飛成だっかが、一応の先手だし、次の指し方によっては、寄せも見えてくるので、まぁ及第と考える。
 しかし、どうして「▲6一飛と降ろした方が良かった」のかは、分からない。詰まり、▲7四飛と生飛車を放置したまま、手駒を▲6一飛と置く形に、どんなメリットがあるのか全く思いつかないのだ。
 ▲6一飛△4一銀打▲7二飛成なら、局面はほぼ還元されているが、二枚飛車の割りに後手陣に与える脅威は少ない。次の▲4二竜でも▲4一龍でも、行成寄る感じはなく、もう一工作必要に成っている。何故なら、先兵が絡まないからだ。

 33手目。▲7一飛。面白くない。
 私なら、この単飛車では、▲5四歩と揺さ振る。△5二歩▲5一銀と「寄せは要の金を攻めろ」のセオリーを実践したい。こういう5筋の利かしは、自陣への緩和にも繋がる事を知って欲しいのだ。反対に、△5六歩▲5八歩と打たされる事を考えれば、どれだけ有効か理解し易い筈だ。この形で、△5七歩成は、許せないでしょう。
 この垂れ歩を捨てておけば、▲5三歩成△同金に、▲5一飛と▲4二銀の連続業が生まれるではないか。

 47手目。▲2二銀。王手は、王手。
 こういう場合の終盤の法則は、『端玉には、端歩』だ!!。▲1五歩△同歩▲2五銀で、必至。なお、△1五同歩で、△2四玉(殆ど意味がないが…)の早逃げは、▲2五銀△同玉▲2六歩以下、金・銀を持っているので、即詰みが生じる。

 本局は、二枚飛車に成った局面は、イケ麺子の心持を推測すると、形勢有利で、▲5三銀(35手目)と大寄せに寄せてきた局面は、爽快だったかも知れないが、まだ勝ちは確定ではないと観ていた。
 遡って、32手目の分かれの局面は、飛車角交換で駒の得失はないので、案外微差なのかもしれない。何しろ、互いの玉の堅さが違うのが気がかりだった。まぁ、手番がイケ麺子だから、優勢とは思うが…。
 その意味で、自陣のメリットを五手は生かしきれなかったのが、因敗のだろう。

 今回の御徒町の二段との連戦は、実力的に全く遜色がなく、千駄ヶ谷の一級の実力を遺憾なく発揮した連勝と称えたい。

2012/05/27(日) 06:41:41 | URL | 暢 志忘 #- [ 編集 ]
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