自戦の検討と、将棋仲間との交遊録。twitterアカウントは、『@ike_rui』です。
6月30日 遊々将棋塾
6月30日の遊々将棋塾

今日の講師は、中座真七段井道千尋女流初段小泉祐三段
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今日はナベさんが体験で参加していた。中座先生出題の詰め将棋も、ピタリと解いていた。
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中座先生の指導席へ。

▲自分×△中座真七段(飛車落ち)



120手を越える熱戦。指導時間内に対局を終えれず、引き分け(次週持ち越し)に。
「正しく指せば下手の勝ちだが、罠があるので気をつけるよう」とのこと。

激指の棋譜解析結果は、下記の通り。
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上階で記録の仕事があるそうで、室谷由紀女流が来ていた。
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中座先生による、棋聖戦第2局の大盤解説があった。
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中座先生、ありがとうございました!
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コメント
コメント
熱戦譜ですね。
巨泉流が大分板に尽ついてきましたね。
下手が勝勢だと思います。『罠』に気をつけて見事勝利をおさめてください。
2012/07/01(日) 11:15:04 | URL | たくちゃん #- [ 編集 ]
辛手
 中座七段が、巨泉流対策の新手を出した。是非を検討してみよう。

 61手目。▲7五飛。【局面展望】
 下手陣に全く不満が無い。好手の役割分担が、明確で安心して攻められる体制が整った。対して上手陣の特徴は、位取りの主役△3四銀が、△2五銀と進出して1歩交換をし完了した局面だ。
 本来この位置は、桂の通り道。銀には相応しい場所ではない。△6四歩・△8四歩も下手の目標になりそうなので、上手の新工夫は不発と判断する。
 コレを、踏まえてイケ麺子がどう優位を拡大して行くかが楽しみな局面だ。

 62手目。▲6六飛。巨泉流の格好だが…。
 私なら、▲8四銀と外っ方でも、こう指して、上手を心理的に責めたい。次の▲8六飛と合わせ技が決まれば優勢なので、上手は動いてくるだろうから、そこを捕まえたいのだ。
 ▲6六飛は、下手としては一番強い場所だが、上手の駒も一番密集しているので、簡単ではない。寧ろ、従来の飛車落ちの感覚で、戦上手のイケ麺子の採る道ではない。

 64手目。▲6四銀。普通の手。
 攻めの筋は、▲6三歩。自玉は、ほぼ万全なので強打を放ちたい。△同銀と闘う場所に呼び込んでから、▲6四銀と打付けるのが手筋。
 だから、▲6三歩には、△5一銀(△5三銀)と躱わすのだろうが、そこで▲6四銀と加重を掛ける感じだった。
 歩得には、違い無いが、▲7五銀~▲9七角~▲6六飛の関係性が、アンバランスに感じる。これが▲7六飛型なら、手放しで喜ぶところなのだが…。もっとも、これは私だけの感覚なのかも知れないが。

 68手目。▲6五桂。技が足りない手。
 厳しく言えば、こういう手が級位者と入品者の違いなのだろう。上手は、歩切れで、もう前には出られない。こう言う局面で、攻めを考えてはイケ無い。
 私なら、▲3六歩~▲4七金直と自陣を立体化して上手玉にプレスを掛けたい。何故、▲3六歩が先かと言えば、上手は非常手段として、△7四歩~△9七角成の角交換を考えているので、低い陣形を維持しながら、▲3五歩の突き出しを見せるためだ。

 70手目。▲6四歩。責めたい。
 ▲6四歩は、桂を跳ねた継続手ながら桂損の攻めだし、△7二金・△6二銀と待ち構えている所なので、余り筋が良いとは言えない。
 ここは、イケ麺子も得意な『攻め駒を、責める』▲2六歩と指したい。△1七桂成なら、▲同玉の要領だ。
 そもそも、△2五桂自体、キャンセル待ち(歩がは入ったら攻める)の手なので、堅い6筋に触って、歩を渡すのは面白くないと感じなかってだろうか。

 82手目。▲4二角成。アッサリし過ぎか…。
 私は、飛車の捌きも考えて▲6四歩と力をためたい。△同歩▲同角△同角▲同飛△5三銀打に、▲8四飛で飛車の進入が有り、下手優勢。
 取れないのなら、△5二金などと入れるしかないが、▲6三歩成△9七角成▲同香△6三銀▲6一銀と手成りで攻めて優勢は動かない。

 86手目。▲7二角成。悪手。
 「▲3三金もあった」などと、ノンビリした状況ではなかった。▲3三金はこの1手。
その代りに指した角成も一時力で、△7一金と入れられて、すっかり上手陣が安定してしまう。悪手の所以である。

 92手目。▲6五馬。難しいが…。
 焦点が、ハッキリしない将棋になって来た。下手としては、桂損だが、3歩持っているので、「指せる」将棋ではある。
 こうした場合は、遊び駒を捌くという目標を立てると良い。私は2手腹案服が浮かんだ。第1は、▲4七銀~▲5六馬。この5筋の銀が、攻防共に、今ひとつなのと、馬の態度を早く決めすぎると、自陣に眠る金銀3枚が、動き出す。
 ▲6五馬△5三銀がその感じ。これは、手の価値としては、上手乗りの感じがする。下手のイメージとしては、▲4七銀~▲3六銀(本筋っポ区内が…)と据えておいて、▲5六馬と銀獲りに引い手、玉頭を狙いたいのだ。
 第2は、▲9五歩~▲9二歩。まぁ、△9五同歩とは、取らないだろうが、上手は歩切れなので、案外指し手が難しいと考える。
 もっと単刀直入に、▲7二歩~▲8二馬と駒得を確定するのも、△7一金を咎めている感じがあるので、こちらの方が一般向きかも知れないが…。
 何れにしても、左辺を触るという感覚ではなく、△3四銀をアプローチする手を目標に掲げて、指し手に一貫性を持たせたいのだ。本局の流れは、▲6五馬・▲7五馬と動かしているが、大駒の活用としては不満で、場当たり的に映る。

 104手目。▲6四飛。自在流。
 私なら、平凡ながら、▲8三飛成と昇格を果たす。先日も、上流との将棋で、この手の飛車があったが、悪い手だった。平凡な手を侮ってはイケ無い。
 馬切り以後、農のスタミナが切れたのではないか!?。指し手に粘りが無い気がする。
 当たり、当たりと、指しているの五その証左。<後の先>の感じが、本当は厳しい手なのは、ご存知のはずだ。

 124手目。▲4四飛。読みが二次元。
 これも、一時力の類。本譜の如く、△5六香と上手の思いとおりの展開にされて、解消されてしまう。将棋というのは、駒が当たりになっている時が勝負なのだ。
 私なら、▲7六歩から読みたい。△同馬なら▲8四飛で下手優勢。本当は、△9三馬の渡金取りがあるので、面白く無いかもしれにいが、▲8二歩△5四香▲8一歩成△5六香▲7五桂と言う感じは、彼我の実力を考慮すると負け臭いが、こう読んでみての△4四飛の妥協なら、納得が行くのだが、飛車取りだから逃げたというのでは、プロと1丁で終盤を闘っている者としては寂しい。と、まぁ、こんな断定をしたくなるくらい、▲4四飛はひ弱な手と映った。

 本局は、駒落ち将棋としては、結構な手数で、上手も苦労して風が覗える。巨泉流の弱点と言えば、序盤で、景気良く▲5六銀と上がった銀が、攻防共に、役立たないことか。
 矢張り、5筋を突いていないというのが、将棋の王道から外れ手いると言う事なのかも知れない。この筋の歩が伸びると、伸びないでは駒の活用が全く違うのだ。
 七段の新手だが、正直、他のプロが指さないだけあって、今一つの感じだ。イケ麺子としては、中盤の局面尾感が得方に課題が有ると感じる。

2012/07/04(水) 07:41:58 | URL | 暢 志忘 #- [ 編集 ]
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