自戦の検討と、将棋仲間との交遊録。twitterアカウントは、『@ike_rui』です。
7月28日 遊々将棋塾
7月28日の遊々将棋塾
午前中はマイナビに行っていたため、午後の回で参加。

今日の講師は、ゲスト講師の飯塚祐紀七段飯野愛先生黒沢怜生三段

冒頭で、飯塚先生出題の詰め将棋。飯塚先生は丁寧かつ、熱心な指導。
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1局目は、飯塚先生の指導席へ。

▲自分×△飯塚祐紀七段(飛車落ち)


自玉付近に、歩の拠点を作られてしまい、足がかりに駒を打ち込まれ、負け

感想戦での指導は、下記の通り。
・へぇ~、巨泉流ですか。よく勉強していらっしゃいますね。
 巨泉流は優秀で、飛車落ちでは最強の定跡。
・63手目の△4五銀は、▲同銀、△同桂、▲3五銀とする。
 4筋の押し引きで、負けないようにする。そうすれば下手勝ち。
・7五の銀を▲6六銀と引き、角成を見せる。


激指の棋譜解析結果は、下記の通り。
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2局目は、飯野先生の指導席へ。

▲自分×△飯野愛先生(飛車落ち)


上手が右玉だったため、作戦勝ちに。駒を切ってさばきに行かず、端にと金を垂らして破り、勝ち

激指の棋譜解析結果は、下記の通り。
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飯塚先生の自戦解説もあった。棋譜をプリントでいただいた。
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飯塚先生の指導を受ける家常さん。
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飯塚先生を指導しているように見える今場さん。
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今日はマイナビで女流棋士が出払っており、飯野先生が来てくれた。
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レディース講師の鈴木三段は、和服だった。
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講義後、渋谷のゲーセンで天下一将棋会2をプレイ。我々連合軍は全勝。
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『トゥッカーノ』というシュラスコで、たらふくお肉をいただいて、解散した。
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飯塚先生、飯野先生、ありがとうございました!
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改作
 どんなに急いでい手も、大坂まで行くには、新幹線で3時間。飛行機でも1時間。時間や手間を掛けなければ、辿り付く事が出来ない。焦っても、前には進まないのだ。
 しかし、将棋では、「終盤は、駒得よりも速度」という真理が在り、スピードを優先するためなら、多大な負債(駒の損)を可とする場面もあるから、ゲームに深みを与えているし、難しい。
 巨泉流は、攻撃陣が充実している反面、守備力が金銀2・3枚くらいのイメージで、弱いので、通常の飛車落ちの『攻めの将棋』と言うのには当たらず、『受けの将棋』イメージがある。本局は、そんなところを踏まえて、飯塚七段との将棋を、干渉しよう。

 49手目。△2四角。【局面展望】
 双方の駒組みが、飽和点に達する寸前の局面である。巨泉流定跡からすれば、▲6六銀~▲7五銀の展開があるので、「指し手に困らない」と言う見方は出来る。
 しかし、上手は、正真正銘の飽和点で、論より証拠、▲6六銀に△1二香と手待ちしている。
 ということは、下手が無理に攻めなくても、既に優勢な局面なのだから、定跡を超える意味で、私なら▲7五角と待ちたい。
本譜通り、△1二香なら、▲6六角と更に待つ。上手は何をするだろうか…?。△6二金と無為な手待ちなら、▲8四歩~▲8五歩と更に、良形を創る事が出来る。
巨泉流が優秀なのは判るが、不満が無いではない。ソレは、豪華に▲7六飛・▲9七角・▲7七桂・▲7五銀と4枚で攻めに行っているのに、△7二金1枚で、軽く凌がれている所だ。
 そして、上手に受け流されて、左翼で獲得した戦力を、玉頭戦で活用されては、プロとアマの力量差を考えれば少々率が悪く、攻められる場所が玉頭直撃なので、正確に受ける技量を持ち合わせない下手に、損な気分ではある。
 まぁ、この戦型は何れ、玉頭戦に持ち込まれ、コレを凌ぎ切れない様では、この手合で挑む事が無理という結論になるので、止むを得えないことではあるのだが、下手が逃げ切るためには、少しでも多く左翼でポイントを貯蓄をしたいと考える次第。
 蛇足ながら、▲7五角~▲6六角の効能を説明しておこう。①角の効きで、5筋の補強(△5七桂成の防ぎ)をして入る。②最弱点の端攻めを見せて、上手を急かしている。③角が移動した事で、▲8六歩~▲8五歩と新たな展開が拓け、手詰まりにはならない。
 ④角のラインで、上手からの△4五歩を拒否している。⑤その意味で、▲5六銀が受け駒としての役割が大きくなった。コレは、若干難しいが、従来は、▲4六歩・△4四歩と対峙しているのに、4筋では強い戦いが出来なかったが、角のラインのお蔭で、▲1一角成(香が逃げているとしても、馬作りは大きい)があるため、銀交換も辞さない堂々とし対応が出来るから、▲5六銀がより受けの駒の意味が強調されたという事だ。

 64手目。▲9五歩。当然の手に見えるが。
 惜しい。この辺りに、プロと1丁で対峙する難しさが現れて入る。本来なら、▲9六歩と香取りに打ったのだから、次ぎの手は▲9五歩と香を取る手に決まっていると言いたいところだが、残念ながら次善手だった。
 まして▲4五銀は、△同桂が5筋と3筋に攻めが来る意味で、指してはイケ無い手と言い続けてきた手だが、本局は、飛車の横効きを生かして(△5六銀▲同歩の形は、飛車の横効きが止まってしまう)、▲3五銀が攻防手に成るから、桂を跳ねさせても、反って攻撃の目標に出来るので、差し支えなかったのだ。
 だから、正解は▲4五銀。△同桂に、▲3五銀△1三角▲4六銀(飛車の横効きがあるから、引ける)と受ける感じだ。巨泉流は、『受けの将棋』だ。

 72手目。▲7四銀。度が過ぎた手。
 この戦型で、毎回この類の銀捨てが出ている。「終盤は、駒損より…」としても、悔しい手だ。この手を何回も見せられるので、こんな事をする位ならと、【局面展望】の手順を思い付いたのだ。
 因みに、並の手なら、1回は▲6六飛だって効いている。△6二歩だろうが、一応金を質駒に採ったのと、歩を1枚使わせたので、広い意味で受けにも効いたと考える。

 76手目。▲2一銀。王手は、王手の類。
 このように、上部へ負う展開は、終盤を難しくする。△3二歩と打たせたのだから、▲3五香では無いだろうか。
 △3六銀成と寝技の将棋になる事が予想されるが、▲3三香成△同銀▲3七歩で、下手が苦しそうな展開だが、先を考えないで虚心に、局面に身を任せるしかなかった。

 以下、粘りも無く(時間は在った筈!)、上手の望みどおりの局面に進んだ。
 香損からの無理攻めを、通されたのは熱い。ヒョっとして、上手からの攻めに萎縮したのではないか。そして、イケ麺流の強襲。▲7四銀…。
 焦る気持ちを抑えて、正しい道を進まなければ、迷路に迷い込み、目的地には到達出来ない。
 もし、本当に(読みに、読んだ末の結論の意)あの局面、奇手▲7四銀しか無いとしたら、そこまでの将棋の作りが、可笑しかったと言うことか、若しくは飛車落ち将棋が難しいという事に成るのだろうか…。
2012/07/29(日) 13:18:31 | URL | 暢 志忘 #- [ 編集 ]
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