自戦の検討と、将棋仲間との交遊録。twitterアカウントは、『@ike_rui』です。
将棋部練習会
先日の将棋部練習会。
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葛山さんと、コバケンさん。
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宇田さんと、小寺さん。
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部屋からはみ出たところに、オギーと北村さん。
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▲自分×△伊東さん


戦型は、相手の四間飛車穴熊に、私の右四間穴熊。
角切りから玉頭に拠点を作られ、冷やりとしたが、攻めを切らせて、勝ち

激指の棋譜解析結果は、下記の通り。
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世間は夏休みモードだが、私は今週末・来週末と仕事が入ってしまい、
遊々将棋塾には通えない(=将棋を指せない)。残念。
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間正
 本局は、イケ麺子が、怪しい手を通し、優位に立ち、そのまま押し切った将棋だった。業界では、それを『利かし』と呼んでいるが、例え、駒を引く場面でも、1回は強気の手を指し、それから撤退するなら、腹も立たないと言う感じだ。
 この将棋も、積極的に動いた側が、悪く成ると言った不思議な現象で、勝負が着いた。

 39手目。△7二飛。苦戦の遠因。
 「イビ穴+右四間」の最弱点は、5筋の薄さにある。ここを衝いて▲6八金寄と手損を強いれば、優位に立てる。
 まぁ、現代将棋は、手の損得を余り評価しないが、▲7八金型より、玉が若干、薄いのは視覚で判断出来る。
 そして、△7二飛は、大寄せの準備工作というより、ジャブ若しくは手待ち的な要素が強いので、決定打足り得ないのが弱みと考える。
 私はこの局面、△1二香と手待ちをしてみたい。▲3六歩と指しているから、次の手は▲3七桂の活用だろう、それなら△2四角と除いて、▲4五歩の仕掛けを牽制(△5七角成あり)すると共に、角を捌いた結果として、飛車先が軽くなっているのが手柄だ。
 或いは、△1二香と待たずに、単に△2六角も在るだろうが、桂を跳ねさせて目標にする方が効果抜群だ。

 40手目。▲3七桂。桂手。
 「漸く、使ってくれたか」という手。ただし、前の感想の通り、3筋に飛車が居る場合は、この桂跳ねは、怖いところがあるので要注意だ。例えば、△1二香なら▲2六歩と細心の注意は必要だ。

 54手目。▲5四銀。利かし「其の壱」
 相アナグマは、「飛車・角・金・銀・桂・香、皆、価値は同じ」というのが、一つの考え方。①堅い。②攻めている。③切れない、の原則に適えば、悪手ではない。
その意味で、▲5四銀は、好手と思う。

 55手目。△5四同金。悔しい手。
 飛車取りを手順に、逃げられるので、形勢に差が着いた気がした。ここは、強気に△4四角▲6三銀成△8八角成▲同金上△7八飛成▲同金△7七歩と先行したい。トータル角損の攻めだが、そもそも銀損の中盤戦なのだから、ゆっくり構えては、体力負け。
 駒の損得という価値観が軽減される終盤戦に、持ち込む一手ではなかったか。

 62手目。▲7三歩。利かし「其の弐」

 63手目。△7三同飛。止むを得ないか…?。
 私なら、△7七歩成▲7二歩成△8八と▲同金△7二金▲5二飛成△7一歩と指す。駒の得失は、後手の飛車・角VS銀桂で、瀕死の状況だが、玉が底歩に由って堅く成っている。研究したら、百回負けるだろうが、実戦なら一応の勝負形では無いだろうか。
 何しろ、スタートが銀損なのだから、相手の読みに無い手を指すのも、勝負に持ち込むコツと心得る。

 70手目。▲8八同玉。正解。
 これで、十分だろう。職団戦なら、もう敵陣は見ないで、パラダイス(敵陣)に入る事ばかり考えるくらいだ。

 76手目。▲5二飛成。棋風か!?。
 『銀を取らせる間に、寄せる』という考え方は悪くない。しかし、現在の局勢は、大差でイケ麺子が良い。ちょっと、荒い指し方の感じがする。平凡に▲6六銀と金を責める手が一般的だろう。相手の駒を責めて、その反動で入玉を含みにするイメージだ。
 また、銀を取らす間にと言うにしては、▲5二飛成は、モッサリした手だ。本手は、厳しく▲7二歩と「急所の金に働き掛ける」のが、棋理に適う手では無いだろうか。
 以下、△同金▲5二飛成と先手で飛車を侵入する。△7一歩(金は、指し切り)がピッタリの様でも、▲7三歩と安くて、多い駒で攻められる場合は、問題が無い。
 △同桂▲同桂成△同銀▲8五桂△8二銀▲7三歩は、一人将棋の様だが、絶対の進行ではないか。これで、△7五金と銀を取らせた時に、▲7二歩成と詰めろが来ているから、勝ちだ。
 右の手順は、歩のヤリ取りだけで、自陣には全く影響しない(相手に有力に駒を供出していないの意)のが、分かるだろう。

 本局をトータルで考えれば、イケ麺子が無理なく、正しい手を積み重ねて、順等に勝ちを掴んだ、完勝の将棋とも思える。
 後手の敗着は、直接的には▲4四歩(46手目)に対する△同銀以下の二枚換えをウッカリした事だろうが、7筋を切った後の△7二飛にパンチが効いておらず、イケ麺子に充分な体制から、仕掛けを許した事と考える。
 既に、歩が打付かっているのだから、激しい応手が必要だった様だ。△2四角の揺さぶりが第一感だが、▲6六角がピッタリなので、先に△7七飛成と飛車角交換を敢行し、△2四角で、どうかと言う手順か!?。
△5七角成まで、指させてくれるなら後手が面白いので、▲4七飛。ならば、△5八角と飽くまで飛車を狙って、角成を見せる…。彼我の陣形は、後手が若干薄いので強襲の反動はキツイが、こう攻めるしかなかったかも知れない。
 右桂が直接的には、活躍しなかったが、▲4五桂の含みがあるからこそ、△4四同銀の失着に繋がったとも考えられる。
 矢張り、相穴熊は、イビ穴が有利の定説は、広瀬王位の誕生(既に過去の話しだが…)くらいでは、覆ら無いのかもしれない。
2012/08/04(土) 20:46:53 | URL | 暢 志忘 #- [ 編集 ]
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