自戦の検討と、将棋仲間との交遊録。twitterアカウントは、『@ike_rui』です。
新宿戦記
新宿に用務があり、新宿将棋センターを訪問。

▲自分 二段×△相手 二段



戦型は、相手の中飛車に、私の松尾流穴熊。拙攻だったが、穴熊の遠さを活かして、勝ち
「穴熊だから、何とかなるだろう」との感で、受けが雑になっているのかも知れぬ。

激指の棋譜解析結果は、下記の通り。
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その後、新宿西口の『ほりうち』にて、ざるチャーシュー麺をいただく。麺と肉の量がハンパねぇ!
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穴熊への囲い方
棋譜の将棋についてコメントします。

穴熊にする場合、その組み手順が問題になってきます。
一直線に穴熊を目指す手を指す傾向が見えますが、
それは良くない囲い方です。
穴熊がうまい人の囲い方は違います。
相手が囲いの途中で仕掛けてきても大丈夫な準備をしながら、
囲います。
つまり、急戦にも互角以上に対応できる準備が必要です。

本譜の29手目の局面。

▲5九銀は囲いを急ぎ過ぎでした。
私なら、▲2六歩と指したいです。
仮に△4五銀なら、▲2五歩です。以下△3五歩なら▲2六飛です。
さらに△4四角なら▲1五歩で、
△3六歩に▲1六飛で受け止められます。
以前に他の方が指摘してましたがゴキゲン対穴熊戦では、
この2六飛型がお勧めです。
相手の急戦はたいてい受け止められます。
▲2六飛型にしてからだと、▲5九銀~▲6八銀、▲7九銀と固めやすくなります。

本譜は▲3八飛と不本意に効かされて、不利になりました。

2012/09/25(火) 09:42:31 | URL | T #L95l6OL. [ 編集 ]
一人寄狩り
 社団戦の全敗が後を引いているのか、冴えない内容だ。勝てば、良薬なのかも知れないが…。
 将棋は、指させて、指す感じが肝で、自分から常に動きたいという欲望との闘いでもあるのだが。

 32手目。△3五歩【局面展望】
 穴熊に入城して、一安心。後は、喧嘩を吹っかけて、打撃戦に持ち込めば、穴熊の堅さ、遠さが生きるという大局観は良い。
 ただ、後手の陣形は、低くて衝突する場所が、見えない。それと、大局的には、△3二金を遊ばせたまま戦闘に突入して、敵陣に直近に襲いかかれれば、優勢と考えたい局面だ。

 33手目。▲3八飛。面白くない手。
 言ってみれば、穴熊は、カウンター戦法なのだ。▲3八飛とガードを固めてしまっては、相手がパンチ(仕掛けの意)の出し様がない。イメージとしては、△3六歩▲3八飛がカウンターだろう。
 だから、ここは惚けて、▲2六歩くらいで、「次は▲2五歩と攻撃態勢も、万全にしますよ~」と主張したいのだ。
 鈍感な人は、気にならないだろうが、飛車先を保留(後回し)されて、囲いを優先する手は、後手としては面白くない(私だけだろうか…)手順なのだ。

 また、手待ちとしては、▲7九銀も指して見たい気がする。先手が側からすると、仕掛けの<切り札>は▲6五歩の角交換で、△同角成▲同金寄と応じる事が出来れば、自然に4枚アナグマが完成するからだ。
 まぁ、▲6五歩の時、△5五歩と角交換を拒否されるだろうが、狙いとしては、恒に可能性を探っておかなければ成らない手だろう。

 37手目。▲5六歩。疑問手。
 飛車のコビンを狙ってきた手に対して、▲5六歩はパンチ力不足。私なら、▲6五歩の角交換を挑みたい。今、△5五角と1手使ってきたからこそ、この1手を無駄手にする動きを考えたいのだ。勿論、△5五歩の角交換拒否が出来ないのも、考慮に入れてだ!。

 41手目。▲5七金。疑問手。
 大体、居角の行ける道(利き)に、金を移動してとどまる手に好手は少ない。それは、後の反撃で、知る事になる。また、本譜の如く、△3六歩▲4六歩と角のラインを止めても△同銀と応じられるので、大した防御にはなっていない。
 私は、「駒は中央へ捌け」と▲7五歩と指したい。△同歩▲6六金△3六歩▲7五金△3七歩成▲同飛△3六歩に、イケ麺子得意の相殺で▲7四歩と本陣に切り込んでどうだろう。
 △6二角と“利かし”が通れば、▲3八飛と一旦は引き上げて、次の▲4六歩~▲3六飛を狙える。更に、△3五銀と出張って来れば、再び飛車を引き上げておき、今度は、桂頭がお留守(▲3四歩)になっていて優勢を勝ち取れる。
 この場合、金が攻めに出るのは、特異な順とも思えるが、既に自玉は金銀3枚で鉄壁なので、1枚を攻めに転用する自然な手と考える。

 45手目。▲3七同桂。一時力。
 反発力がない手に映る。私なら、▲同飛と応じたい。以下、△4六銀▲同金△同角▲3六飛△1九角成▲3四歩で勝負したい。▲3四歩では、▲3三角成もあるが、部分的には、二枚換えでも、先に香車を損しているので、実質は角金交換で、替えていただいた金は、「やや遊び駒の金」とあっては、デカしていない。

 47手目。▲4五桂。勝手読み。
 また、I三段に叱られますゾ。3手読めば、後手は△3七歩の飛車取りで切り返してくるのは当然では!?。
直前の△3六銀が、方向を誤った手で、チャンスだったが、悪手のお返しをした格好だ。この局面は、▲3四歩で桂を只取りしなければ、良く出来ない。交換ではダメなのだ。
 以下、△2七銀成なら、▲6八飛△3七成銀▲3三歩成では、「桂交換じゃないか!」お叱りを受けそうでが、銀を遊ばせて、自分の飛車が新戦場に手順に侵攻したという<条件>を忘れてもらっては困る。
 なお、▲6八飛で、もい1回▲3九飛と粘りたい気もする。△3八歩と打ってくれるなら、そこで▲6九飛で、無駄歩を打たせているから得だが、遊び序でに△2八成銀が気になった。当然▲6八飛だが、この交換は、成銀が▲1九香に0手で届いたので、場合によっては、△1九成銀と香を取られて、他の場所で使用されることおあるので、微妙と判断して、単に▲6八飛とした。最も、この場合は、桂馬が獲られないので、損はしないが…。

 49手目。▲3三桂成。アバウトな手。
 二枚替えなら、歩ともセヨとは言うが、右翼の金桂と御大(飛車)の交換では、少々間尺に合わない。黙って、▲6八飛の方が、よほど味が良い。
 例えば、△4五桂▲同歩の局面を想定して見れば、駒の得失はないが、△3六銀・△3七歩が重い駒になったため、△7三角の働きまで弱めているのが判るだろう。

 53手目。▲8五桂。意義アリ。
 どうして、激指様が「好手」と御裁きを下したのか、私の力では判らない。今5筋が焦点になっているのだから、1ッ発は▲4二成桂と飛車の進退を問うテみたい。△5四飛だろうから、▲5五歩と飛車当たりで、嫌味な歩を処理したい。以下△5五同角に、▲6七金と苦しいのだから、自ら動くことなく、耐えるのが逆転の心得だろう。
 この桂打ちによって、△8四角と出られ立てが、金当たりになったのだから、私の目には、『ひとつも良い所』を、見出すことが出来ないが…。

 62手目。△6九金。【局面展望】
 後手から見て、角桂交換だから、簡単に後手優勢かと言えば、案外に難しい局面。今、打った△6九金が、手番を生かした佳手と言う訳でもなかったのが起因しているのだろう。
 それに、△3六銀が戦線離脱している。2枚の渡金も換金には遠い感じだ。麻雀に例えるなら、景気良くポン・チーをして牌晒しているが、どうも一通やチャンタが絡まない「○○ホン」でしかないという感じだ。
 私なら、△6九金では、△5六角と「角を手にしているメリット」を強調しておくだろう。ズバっと△7八角成もあるが、角を渡すと▲5五角が嫌味なので、△6七とが本線だというのは、言うまでもない。

 63手目。▲7三歩成。淡白。
 理論的には、優位を見出すのは、難しい局面かもしれないが、勝負の視点からすると、単に▲7三歩成は、後手からするとホっとした手だったのでは…。
 私なら、1回は▲5二歩と叩きたい。△同金▲5三歩は嫌だろうから、姿良く△8四角だが、そこで▲7三金と勝負したい。
△同桂▲同歩成△同角と、受けに使えない角から捨てるのが受けの手筋だが、▲7四桂が入ると怖い。だから、▲7三金には、先に△同角と捨て、▲同歩成△同桂▲同桂成△同銀(△同玉は、▲5五角が気持ち悪い)と進行するかも知れないが、▲5一歩成△同金▲3三角△6二金▲4二飛(次の▲7四歩~▲6二飛成の狙い)は、特級の変化(先手に都合の良い意)かも知れないが、油断して手成で指してくれると、案外実現するかもしれない展開だ。

 74手目。△7二歩。流れが変わった手。
 イケ麺子も、嗅ぎ分けたように、逆転を予感させる手だった。ここは、何もせずに▲5六角とパスするか、▲6二玉と八手の得をしておく手か!?。

 以下、後手が受けに回った手が全て負担になり、結局、玉を逮捕されてしまう。将棋は、本当に怖いゲームだ。後手の方は、9分9厘、手中にしていた勝ちを逃した感じだろう。 
 あの穴熊の堅さを考えれば、攻め合で勝つイメージは湧かず、敵陣にトライする狙いで、攻めの手を指さない気持ちで指すのが本筋だろうが、先手の攻めを躱し損なったのは、残念だった。
 イケ麺子の反省として、「穴熊なので、受けが雑になっている…」と総括しているが、恐らく、△3七歩(37手目。)に対する▲3三桂成や△5六歩(57手目)に対する▲3三角成の印象を述べていると推察するが、何れも、大きな駒損をした無理攻め、という点では符合する。
 特に、後の△5六歩の「手抜き」は考えられない悪手で、△5七へ「渡金を造りますよ」という大きな手で、この手金が出来ると言う事は、飛車の力も増大する事を意味する上に、序に守り駒の金まで進呈するというトリプル悪手と心得るべきだろう。

 であるのに、どうしてイケ麺子が逆転勝ちを、収めたのか。矢張り、玉の堅さ・遠さの御利益なのかも知れない。あの鉄板ブリは、見せ付けられるだけで、気力が萎える。
 また、実戦心理として、良くなったと感じると多少読みが甘くなり、相手の攻めに対して全て対応して安全に、圧倒的に、勝ちたいと言う気分が、返って逆転を許す結果になる様だ。
 本編では指摘しなかったが、67手目の▲7四歩に対して、「銀は千鳥に使え」の△8四銀は当然の手に見えるが、更に平凡に△同銀の方が勝った気がする。
それと、『9段金(△6九金)に好手無し』ということだろうか…。

2012/09/26(水) 19:53:03 | URL | 暢 志忘 #- [ 編集 ]
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