自戦の検討と、将棋仲間との交遊録。twitterアカウントは、『@ike_rui』です。
秋合宿での対局棋譜
秋合宿での対局棋譜。2日で20局は指したであろうか。

大和さんとの対局。

▲自分×△大和さん


戦型は、大和さんの石田流に対し、私の銀冠穴熊。拮抗していたものの、
最終盤、敵陣に駒を打ったのが誤りで、自陣を受けるべきだった。負け

激指の棋譜解析結果は、下記の通り。
10213.jpg

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棋譜の将棋についてコメントします。

59手目の局面。

本譜は歩切れ解消の▲4五歩でしたが、
単に飛車を成られて面白くありませんでした。
ここで▲2七飛という手がありました。
△3八飛成には▲3七飛とぶつける狙いです。
以前、別の棋譜でもこの手を指摘させて頂いた記憶があります。
この形ではしばしば出る筋です。
駒損する本譜の変化より勝ると思います。

81手目の局面。

△8二角と龍取りに当てられたところで、龍を逃げる▲1一龍ですが
この場合は1手パスに近い手だと思います。
序中盤では当然の手ですが、終盤では訳が違います。
角を使わせたからといって安心してはいけません。
以前にも、穴熊を寄せる場合の終盤で、
大駒に当てられたときは逃げてはいけないと指摘させて頂いた記憶があります。
確かS氏との穴熊戦で。
もし、△6九銀が入っていない局面なら▲1一龍もあるかもしれませんが、
△7八銀成から薄くされる手が見えている局面では1手の猶予もありません。
ここでは、▲1一龍ではなく▲7二銀と勝負したいところです。
△7一角なら▲同銀成で2手隙ですが、自陣に1手隙を相手がかけるのも大変そうです。
△同銀なら▲同龍で、△7一銀なら▲8三銀とからみます。
現実的には駒損(金と桂香の2枚換え)なので多少苦しいかもしれませんが、
秒読みなら勝負はどうなっていたかわからないと思います。

85手目の▲6三銀で▲7七銀なら互角という判断は
いけるいさんの考えでしょうか?
例え、▲7七銀と指したとしても
以下、△7七桂成に▲同角なら△8七桂▲同金△7八金・・、
▲同金でも△7九銀・・、
先手玉に詰めろが続きそうなので、
ここでは先手が苦しいように思えますが・・・

終盤は駒損で、多少苦しめの形勢でしたが、
あえて敗着をあげるなら▲6三銀ではなくて、
やはり▲1一龍なのではと思います。


2012/10/22(月) 08:16:26 | URL | T #L95l6OL. [ 編集 ]
こんにちは。合宿ではお世話になりました。風邪は少し良くなりましたか? 千日手指し直しということで、持ち時間がなく焦りました。角と銀歩の交換(相手が瞬間歩切れだし)なので指せるかなと思っていましたが、実際には互角のようですね。指運がこちらにあったようです。
2012/10/22(月) 15:25:50 | URL | やまと #- [ 編集 ]
ルイは友を呼ぶ
 「初段を目指す…」の冠が外れたのは、残念で成らない。でも、その副産物か、様々な活動に参加しているのが佳い。偶には、私とも、遊んで欲しいものだ。
 さて、秋葉の二段になったとは言え、未だ々という内容だ。それは、以前も麻雀に例えたとおり、全局を「上がり」を狙う強引さと味の足りなさだ。その辺りを、観ていこう。

 11手目。▲4七銀。意見が分かれる所だが…。
 私は、▲5六歩~▲5七銀も立派な展開と考える。寧ろ、固める展開(銀冠~穴熊)なら、▲4六歩~▲4七銀の方が、不自然な気がする。その意味は、石田流に対して、この銀の構えが衝突点を与えているからだ。
 その点、イケ麺子は否定的な▲5七銀は、▲4六銀~▲6八角と石田流を牽制する手もあるし、銀は▲6六銀や▲6八銀と柔軟に使えると考えるが…。
 私には、イビ穴が登場した(昭和54年位か)時に、田中寅彦の本で、この展開を勉強した記憶がある。

 49手目。▲3六歩。普通の手。
 相手の飛車先とは言え、先手側は飛車の応援もあるのだから、恐れる事は無い。
 ただ、後手陣に比べると銀が戦線に加わる分、堅さに劣るので、この銀の力で抑え込むなり、駒得をするなり、目に見える戦果を挙げるという意識を高めなければならない。

 53手目。▲6八角。やや利かされ気味か。
 この手自体は、幾分詰まらない手に感じるが、対案は難しい。
 それより、機械のコメントだが、▲2四歩自体、反則ではないので、有るにはあるだろうが、ここでの飛車交換は、大局的に可笑しい。その理由は、銀が遊ぶからだ。

 59手目。▲4五歩。こう指したい手。
 ▲3六角も、反則ではないので、あるにはあるが、ここに置くのでは先手でも無いし、次に有効な手段が見当たらないので、大駒の価値が激減する上、攻めの目標になるだけだ。
 仮に、▲3六角△3四飛と指されたとして、次の△3五銀をどうする!。

 61手目。▲3七歩。苦戦か…。
 △3五銀を避けたのかもしれないが、▲4四歩や▲2四歩が指せないとなれば、苦しい局面なのかもしれない。それに、こう受けると歩切れも痛い。
 筋は、遅い▲2四歩だが、△4七歩に勇躍▲2三歩成でも、△2五歩の飛車取りで、案外飛車が狭いから、本局は不可。
 ▲5五歩と飛車の行動半径を広げる手しか私には見えないが、具体的な狙いがないので、意気消沈だ。

 63手目。▲3六飛。「我れ先」を思う…手。
 この手は、我慢して▲2四歩だった!。若しくは、▲4六飛△4四歩▲3六飛だった。後手に何の苦労も無く、無条件で桂馬を与えては、角銀交換の得が消えるばかりではなく、桂馬まで活用されては、良いところが一つもなくなる。
 矢張り、4筋から歩を垂らされるのも、速くて、厳しい手なので、コレも何とかしなければ成らなかった。

 75手目。▲7二角成。敗着級。
 感想のとおり、▲7一銀なら、後手は受けに窮していたことだろう。
 また、駒損するのも気に入らないが、後手に形良く△7二同金と銀冠の位置で取られるのも感心できない。コレなら、先の▲7五桂で、先に▲6三角と斬り(私的には本位ではないが)、次に▲7五桂と掛ける方が、同じ駒損の攻めでも相手の金を上摺らせる分、得だった。

 81手目。▲1一龍。穴熊流ではない。
 私が説く所の「序に駒を取る」手だが、本筋は、▲7二銀はで…。△7一角▲8三銀成と受けに意味を成さない角を目標に攻めて、先手良しだろう。

 85手目。▲6三銀。豪快な手だが…。
 受けの手筋では、▲7七同角が良く指される手。まあ、△7九銀▲1一角成△8八銀成▲同馬が、機械のご託宣なのだろうが。

 秒読みの将棋だからこそ、素の自分が現れるという考え方も出来る。負け方は、何ともあっけなかった。
 
 本局に味が無いと感じる要因は、歩を使った好防が、殆ど見られなかったかも知れない。
 それを象徴するのが、盤上に取り残された▲3七歩だろう。
 この歩さえ打っていなければ、▲3一龍のまま、▲3九歩と置いて、相手の龍を外堀の外へ追いやることが出来きた。この歩は、▲1一龍と香を確保するより、価値の高い手では無いだろうか。まぁ、これは、レバ・タラの類だが…。

 また、相穴戦にもかかわらず、互いに4筋に歩を垂らす展開が見られなかったのも、物足りない。「渡金は、金と同じで、金以上」と、古の原田泰夫九段(環那ちゃんの師匠)がよくおっしゃっていた。谷川名人も、駒の価値は、角と「同格」と判断している。
 含みだ、味だと、気取って、プロの真似をしてどうすると思うかも知れないが、直線コースで勝てるほど将棋は簡単ではないのは、コレまでの年月が、経験が、教えてくれるのではないだろうか。
2012/10/25(木) 19:18:18 | URL | 暢 志忘 #- [ 編集 ]
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